Seedance 2.5とは、映像と音声を一度に生成できるByteDanceの動画AIのことです。
商品動画を内製したい店舗が長らく詰まっていたのは、映像を作った後に音を別工程で載せる手間でした。Seedance 2.5は映像と音声を1回の生成で同時に出す設計で、単発の生成尺が15秒から30秒に伸びています。30秒あれば、商品の全体像、使用シーン、サイズ感、購入の後押しまでを1本に収められます。本記事は、EC支援19年・5,000社超の実績を持ち、AI導入支援は2023年から提供する株式会社オルセル(うるチカラ運営)の現場知見にもとづいて解説します。仕様の正確な理解、参照素材の渡し方、台本づくりのプロンプト5本、そして商品動画で法令上つまずきやすい箇所まで扱います。
30秒・音声同時生成がEC素材で意味を持つ理由
尺が15秒から30秒に伸びたことは、単純な倍増以上の意味を持ちます。The Decoderによると、Seedance 2.5は2026年8月に公開され、映像と音声を1つのパイプラインで同時に生成し、最大30秒のクリップを作れます。生成した動画は複数回にわたって延長でき、数分の連続した映像に育てることも可能です。競合との比較で言えば、GoogleのGemini Omni Flashが10秒前後で頭打ちになるのに対し、尺の面では明確に先行しています。
商品動画の実務では、15秒と30秒の差が構成そのものを変えます。15秒だと商品の見せ場を1つ選ぶしかありません。30秒あれば、冒頭3秒で目を留めさせ、10秒で商品の特徴、10秒で使用シーン、最後の7秒で購入の理由づけ、という配分が組めます。楽天市場の商品ページ内に置く動画でも、TikTok Shopのような短尺主体の面でも、この構成の自由度は効きます。
音声の同時生成も、工程の数を減らします。従来は映像を生成した後、ナレーションを別のツールで作り、編集ソフトで尺を合わせていました。Seedance 2.5は音声、音楽、効果音のいずれか1トラックが映像のテンポやリップシンクを主導する構造を持ちます。声の指定と映像の指定を同時に渡せるため、口の動きと音がずれるという定番の失敗が起きにくくなります。
参照素材の受け入れ幅も広がりました。The Decoderは、参照として画像を最大30点、動画クリップを最大10点、音声ファイルを最大10点まで渡せると報じています。自社商品の写真を複数枚渡せるということは、実在する自社商品の見た目を維持したまま映像を作れる可能性が上がるという意味です。ここが、汎用的なイメージ映像しか作れなかった従来の動画AIとの分かれ目になります。
Seedance 2.5は、前世代のSeedance 2.0が採用した音声と映像の統合生成アーキテクチャを引き継いでいます。Seedance 2.0は音声つきモデルの画像から動画への生成でArtificial Analysisのリーダーボード首位という評価を得ており、2.5はその延長線上で尺と参照能力を伸ばした形です。テクスチャや照明、肌の描写が改善されたとされ、前世代で目立った作り物めいた質感が減っています。ただし解像度やフレームレートの具体的な仕様は公開情報に乏しく、この点は要確認のまま扱うべきです。商品動画では、細部の解像感が実物との印象差に直結するため、実際の出力を自社商材で確認せずに本番投入するのは避けてください。
提供面は現時点で限定的です。中国発のサービスであるJimeng AIとDoubao Proで利用でき、APIはBytePlus ModelArk経由で後日提供と案内されています。日本の事業者が業務フローに本格的に組み込むには、API提供と利用規約の整理を待つ必要があり、2026年8月時点では検証フェーズと位置づけるのが妥当です。料金体系も公表されていないため、原価計算はFLUX 3 Videoで試算した秒単価の考え方を当てはめて概算するのが現実的です。
商品動画の内製で本当に効く場所はどこか
動画AIを入れて効果が出るのは、撮影が難しい素材ではなく、撮り直しが多い素材です。現場で繰り返し見るのは、商品自体の撮影は外注でうまくいっているのに、季節ごとの訴求違い、サイズ違い、カラー違いのバリエーション制作で手が止まるパターンです。1本の元動画から派生を作る作業は、外注すると単価に対して効果が見合いません。
具体的には、次の3つの用途で費用対効果が出やすくなります。1つ目は、既存商品の訴求切り替えです。母の日、父の日、夏のギフトと、同じ商品を違う文脈で見せる必要がある場面で、撮影をやり直さずに素材を作れます。2つ目は、レビューでよく聞かれる点の補足映像です。サイズ感が分からない、開封後の状態が分からないといった質問が多い商品について、その1点だけを説明する短い動画を追加します。3つ目は、広告クリエイティブのテスト用素材です。訴求文言を変えた複数パターンを短時間で作れると、検証の回転数が上がります。
一方で、向かない用途もあります。食品の質感、化粧品のテクスチャー、衣類の生地感といった、実物の忠実な再現が購買判断に直結する要素は、生成映像で置き換えるべきではありません。実物と違う印象を与えた場合、景品表示法上の優良誤認と評価されるおそれがあります。生成した映像はあくまで訴求や説明の補助であり、商品の実物写真を置き換えるものではないという線引きを、社内で先に決めてください。
自社の判断軸としては、その映像が「商品の見た目を伝えるもの」なのか「使い方や雰囲気を伝えるもの」なのかで分けるのが分かりやすい形です。前者は実写、後者は生成という切り分けなら、法令上のリスクも運用も整理しやすくなります。アパレル系の単一店舗で試したケースでは、商品カットは実写のまま、着用シーンのイメージ映像だけを生成に切り替えた結果、制作のリードタイムが目に見えて縮みました。
チャネル別に必要な尺と縦横比を先に決める
同じ商品でも、置き場所によって必要な形が違います。ここを決めずに作ると、1本作ってから全チャネル分を作り直す羽目になります。
楽天市場の商品ページに置く動画は、PC用商品説明文とスマートフォン用商品説明文のどちらに埋めるかで見え方が変わります。スマートフォン用商品説明文は半角2,560文字(全角換算1,280文字)という制限があるため、動画を埋め込むタグと説明文のバランスを取る必要があります。尺は15秒から30秒、縦横比は商品ページの表示幅に収まる横型か正方形が扱いやすい形です。
Amazonの商品ページでは、ブランド登録者向けの機能として動画を掲載できます。商品説明は半角2,000文字以内、箇条書きは最大5項目という制限のなかで、動画は文字で伝えきれない部分を担います。サイズ感、可動部の動き、組み立ての手順といった、静止画では伝わらない要素に絞るのが効果的です。
自社ECは自由度が高い代わりに、読み込み速度への影響を考える必要があります。トップページに大きな動画を置くと、表示速度が落ちて離脱が増えます。商品ページ内の、購入ボタンの近くに短い動画を置くほうが、効果を測りやすい配置です。
SNSやTikTok Shopのような短尺の面では、縦型(9:16)が前提になります。冒頭1秒から2秒で判断されるため、商品の全体像を最初に出す構成に組み替えます。同じ30秒でも、商品ページ用は説明の順序、SNS用は関心の維持を優先するという違いがあります。この差を台本の段階で作り分けておくと、生成の回数が減ります。
台本と指示づくりに使えるプロンプト5本
動画AIの品質は、渡す指示の具体度でほぼ決まります。以下のプロンプトはChatGPT、Claude、Geminiのいずれでも動きます。2026年8月時点の主要モデルは、OpenAIのGPT-5.6系、AnthropicのClaude Fable 5、GoogleのGemini 3.7 Flashです。動画生成そのものはSeedance 2.5側で行い、台本と指示文をこれらのモデルで作る役割分担になります。
1本目は、30秒の構成を秒単位で設計するプロンプトです。尺が長くなったぶん、構成を決めずに作ると間延びします。
プロンプト1:30秒商品動画の秒単位構成台本
あなたはEC向け動画クリエイティブのディレクターです。
以下の商品について、30秒の商品動画の構成台本を秒単位で作成してください。
条件:
1. 0〜3秒で視聴継続の理由を作る(商品の最も目を引く要素を先に出す)
2. 3〜13秒で商品の特徴を2点まで、13〜23秒で使用シーン、23〜30秒で購入判断の後押し
3. 各区間に「映像で見せるもの」「ナレーション」「効果音・BGMの方向性」を分けて記述
4. 誇大表現・効能効果の断定は使わない
5. 縦型(9:16)を前提にし、画面下部3割にテロップが乗る想定で構図を指定
商品情報:
- ジャンル:{ジャンル}
- 商品名:{商品名}
- 主要訴求:{素材・産地・機能など}
- ターゲット:{年代・利用シーン}
- 価格帯:{金額}
出力:秒単位の構成表(文章形式)と、想定視聴完了率を上げる工夫を3点
2本目は、音声トラックの原稿を作るプロンプトです。映像と音声を同時生成する以上、音の指示は最初から書きます。
プロンプト2:ナレーション原稿と音声演出の指示
あなたはEC動画のナレーション原稿を書く構成作家です。
以下の構成台本にもとづき、30秒尺のナレーション原稿を作成してください。
条件:
1. 1秒あたり4〜5文字を目安に、読み切れる分量にする
2. 話者の年代・性別・トーン(落ち着いた/親しみやすい/専門的)を指定する
3. 強調したい単語には、間の取り方を括弧で注記する
4. 薬機法・景品表示法に抵触する表現(治る、効く、必ず、No.1、最安)を使わない
5. BGMのジャンルと音量バランスの方針を最後に1段落で添える
構成台本:{プロンプト1の出力}
商品ジャンル:{ジャンル}
出力:ナレーション原稿(秒数の割り当てつき)、話者指定、BGM方針
3本目は、参照素材の渡し方を整理するためのものです。手持ちの写真をどう使うかで仕上がりが変わります。
プロンプト3:参照素材の選定と指示書作成
あなたは映像制作のプリプロダクション担当です。
以下の手持ち素材から、動画生成に渡す参照素材を選び、指示書を作成してください。
条件:
1. 商品の形状・色・質感が正確に伝わる画像を優先する
2. 背景が雑然としている素材、影が強い素材は除外し、理由を書く
3. 各素材について「何を維持してほしいか」(色味/形状/ロゴ位置など)を明記する
4. 参照点数の上限(画像30点・動画10点・音声10点)を超えないように優先順位をつける
手持ち素材の一覧:{ファイル名と内容の説明}
商品ジャンル:{ジャンル}
出力:採用素材の一覧(優先順位つき)、各素材への指示文、除外した素材と理由
4本目は、1本の元動画から派生を作るための指示です。運用に入ると使用頻度が最も高くなります。
プロンプト4:訴求違い・チャネル違いの派生指示
あなたはEC広告クリエイティブの運用担当です。
以下の元動画の構成をもとに、派生パターンの制作指示を作成してください。
作成する派生:
1. ギフト訴求版(贈答シーンを中心に)
2. 価格訴求版(送料条件やまとめ買いを中心に、根拠のある事実のみ)
3. 横型(16:9)版(商品ページ埋め込み用に構図を再設計)
条件:
- 各派生について、変更する秒区間と変更内容を具体的に書く
- 元動画から流用できる区間を明示する
- チャネルごとの規約(モール内では外部誘導を含めない等)に触れる点があれば注記する
元動画の構成:{プロンプト1の出力}
配信先:{楽天市場/Amazon/自社EC/SNS}
出力:派生3パターンの制作指示(変更点・流用点つき)
5本目は、公開前の法令チェックです。動画は文章より見落としが起きやすい領域になります。
プロンプト5:商品動画の表現リスク点検
あなたは広告表示の適法性を確認する担当者です。
以下のナレーション原稿と映像内容を点検し、リスクのある表現を抽出してください。
点検観点:
1. 景品表示法(優良誤認・有利誤認):実物と異なる印象を与える映像表現、根拠のない最上級表現
2. 薬機法:化粧品・健康food・医療機器に該当する場合の効能効果の言及
3. 生成映像であることの誤認:実写と誤解されうる表現の有無
4. 使用シーンの再現性:実際には得られない結果を示唆していないか
出力:
- リスク表現の一覧(該当法令・深刻度つき)
- 修正案
- 動画内または商品ページに添えるべき注記の文案
ナレーション原稿:{原稿}
映像内容:{構成台本}
商品ジャンル:{ジャンル}
失敗しやすい4つの箇所と回避策
最も多いのは、実物と印象が違う映像をそのまま公開してしまうケースです。生成モデルは光沢や質感を美しく描く傾向があり、実物より良く見えます。届いた商品との差が大きいと、返品率が上がり、レビューにも表れます。回避策は、生成映像を公開する前に、実物写真と並べて社内の第三者に見せることです。撮影に関わっていない人が「これは同じ商品か」と迷うなら、修正が必要です。
2つ目は、音声と映像の権利関係を確認しないまま使うパターンです。生成した音楽や声にも、サービス側の利用規約が及びます。商用利用の可否、クレジット表記の要否、生成物の帰属を、利用開始前に確認してください。Seedance 2.5は2026年8月時点で日本向けの提供条件が整理されておらず、業務利用にあたっては規約の確認が前提になります。
3つ目は、生成の試行を管理しないパターンです。動画生成は1回で狙い通りにならないのが普通で、指示を少しずつ変えながら何度も回すことになります。このとき、どの指示でどの出力が得られたかを記録していないと、良い結果が出ても再現できません。生成ごとに、渡した参照素材、指示文、出力ファイル名を1行で残す運用にしてください。表計算ソフトの1シートで十分です。編集部で実際に運用しているプロンプトでも、この記録があるかどうかで2本目以降の速度が変わります。
4つ目は、モールの規約に対する確認漏れです。楽天市場の商品ページに動画を置く場合、映像や音声の中に外部サイトへの誘導、電話番号、メールアドレス、QRコードを含めることはできません。Amazonでも同様に、商品ページ上のコンテンツから外部へ誘導することは原則として認められていません。SNS向けに作った動画をそのままモールへ転用する運用は、この点で事故になります。配信先ごとに末尾3秒を差し替える前提で作っておくと安全です。
費用と工数、そして測る指標
工数の目安として、構成台本と原稿の作成に1本あたり30分から1時間、参照素材の整理に30分、生成と確認の反復に1時間程度を見込む水準が現実的です。従来、外注で商品動画を1本作ると数万円から数十万円、納期は1週間から2週間かかっていました。内製に切り替えると、同じ商品の派生パターンを当日中に用意できます。ただし、初回は素材整理に時間がかかるため、削減効果が出るのは2本目以降になります。
料金は未公表のため、生成コストは要確認です。動画AIの利用料は秒課金が一般的で、生成の試行錯誤を含めると、想定尺の3倍から5倍の秒数を消費するのが普通です。この前提で予算を組んでおくと、実際の請求で驚かずに済みます。台本を作るための生成AIの利用料は、各社の有料プランで月額20米ドル前後です。
内製と外注の分岐点も整理しておきます。年間で作る動画が5本以下なら、外注のほうが総コストは低く収まる可能性が高い水準です。バリエーションを含めて年間30本を超えるあたりから、内製の効果がはっきりします。判断材料は本数だけでなく、更新頻度でも変わります。季節ごとに訴求を切り替える商材、型番が頻繁に変わる商材は、本数が少なくても内製に向きます。逆に、定番商品を長期間売り続ける商材は、質の高い1本を外注で作り込むほうが合理的です。
社内の役割分担も先に決めてください。台本を書く人、素材を用意する人、法令チェックをする人、公開の判断をする人。1人が全部を担うと、法令チェックが自己点検になり機能しません。小規模な体制でも、公開判断だけは制作担当以外が行う形にしておくと、事故が減ります。
測る指標は、動画の再生数ではなく、動画を含むページのCVRと返品率です。再生数はサムネイルと配置で動きますが、事業への貢献とは直結しません。動画を追加した商品と、追加していない類似商品を同期間で比較し、CVRの差と返品率の差の両方を見てください。CVRだけが上がって返品率も上がっているなら、映像が実物より良く見えている可能性が高い状態です。
日本のEC事業者が今のうちにやっておくこと
APIの提供を待つ間にできる準備は、素材の整理です。商品ごとに、背景が整理された画像、複数角度の画像、実際の使用シーンの画像を揃えておけば、どの動画AIが使える状態になっても即座に動けます。参照素材の質が生成物の質を決める構造は、モデルが変わっても大きくは変わりません。
もう一つは、動画の運用ルールを先に決めておくことです。どの商品に動画を付けるか、生成映像と実写をどう使い分けるか、公開前に誰が確認するか。この3点を決めていない状態でツールだけ導入すると、作れるのに公開できない在庫が溜まります。5,000社支援の中で何度も再現したパターンとして、制作能力より承認プロセスがボトルネックになる例が目立ちます。
3つ目の準備は、社内の判断基準を数字で持つことです。どの商品に動画を付けるかを感覚で決めていると、着手が遅れます。月間のアクセス数が一定以上ある商品、レビューでサイズや使い方の質問が繰り返し出ている商品、返品率が平均より高い商品。この3条件のいずれかに当てはまる商品から着手する、といった形で優先順位を先に決めておけば、ツールが使える状態になった翌日から動けます。ある食品ジャンルの中規模店舗の事例では、返品率の高い商品から動画を付けたところ、想定していたCVRの改善より、返品率の低下のほうが先に数字として現れました。
競合環境の変化も見ておく価値があります。音声つきの短尺動画が量産できるようになると、商品ページの動画は「あると差がつくもの」から「ないと見劣りするもの」に変わります。音声と映像を同時に生成する流れは複数のモデルで進んでおり、オープンウェイトのモデルによる内製という選択肢も並行して育っています。どのモデルを使うかより、社内に台本と素材の型があるかどうかが、最終的な差になります。
よくある質問
Seedance 2.5は日本から使えますか
2026年8月時点では、Jimeng AIとDoubao Proで提供されており、APIはBytePlus ModelArk経由で後日提供と案内されています。日本の事業者が業務利用する際の提供条件は要確認で、現段階は検証フェーズと位置づけるのが妥当です。
生成した動画を商品ページに使っても問題ありませんか
利用規約の確認が前提です。商用利用の可否と生成物の権利関係を確認したうえで、実物と印象が異なる映像は使わないでください。景品表示法の優良誤認に該当するおそれがあります。
30秒あれば商品説明は足りますか
用途によります。単品の訴求なら30秒で十分な構成が組めますが、複数商品の比較や詳細な使い方の説明には足りません。Seedance 2.5は生成した動画を複数回延長できるため、必要に応じて長尺化する方法もあります。
実写撮影は不要になりますか
いいえ、商品そのものの見た目を伝えるカットは実写が基本です。生成映像は使用シーンや雰囲気の補助として使い、商品の質感や色を判断させる用途には使わない切り分けをおすすめします。
楽天市場の商品ページでも使えますか
映像内に外部サイトへの誘導、電話番号、メールアドレス、QRコードを含めないという条件を満たせば、動画素材として使えます。SNS向けに作った動画をそのまま転用すると、末尾のアカウント誘導が規約違反になる場合があるため、配信先ごとに末尾を差し替えてください。
費用はどれくらいかかりますか
Seedance 2.5の料金は2026年8月時点で公表されていません。動画生成サービスは秒課金が一般的で、試行錯誤を含めると想定尺の3倍から5倍の秒数を消費する前提で見積もるのが安全です。台本作成に使う生成AIは各社の有料プランで月額20米ドル前後です。
何から始めればよいですか
商品画像の整理からです。背景が整理された画像と複数角度の画像を商品ごとに揃えておけば、どのツールを選んでも制作に入れます。並行して、動画の公開前チェックを誰が行うかを決めておいてください。
著者:齋藤竹紘(株式会社オルセル 編集長/5,000社以上のEC支援実績/書籍3冊)
参考文献
- The Decoder: ByteDance’s Seedance 2.5 generates 30-second video clips with built-in audio
- ByteDance Seed: Seedance 2.5
- BigGo Finance: ByteDance Officially Launches Seedance 2.5
※うるチカラでは、生成AIの導入支援から運用最適化まで、貴社のEC事業に合わせたカスタマイズ提案を行っています。無料相談(30分)も実施中ですので、お気軽にお問い合わせください。
https://uruchikara.jp/contact/
【監修】齋藤竹紘(株式会社オルセル代表 / 19年・5,000社のEC支援実績)

株式会社オルセル代表取締役 / うるチカラ編集長。19年・5,000社以上のEC支援実績を持ち、楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング・Shopify・Shopee越境ECの実装ノウハウを保有。AI×ECに関する書籍を3冊執筆。「現場で使えるAI実装」を一次情報として発信しています。