BASE・STORESどんな違いがあるの?|それぞれの特徴徹底解説!

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初期費用無料でネットショップ開設できるサービスが増えてきて、
どのサービスを利用したらいいか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、、、

「BASE」「STORES」の2つを比較し、解説していきます。
一見似ている両サービスですが、費用や機能面で様々な違いがあります。
自社のネットショップ運営の参考にしてみてください。

1.そもそもBASEとSTORESって?

一言でいうと、
初期費用・月額費用が無料で簡単に始められるネットショップサービスです!

1-1.BASEとは

BASEは、2012年にスタートしてから
5年連続で日本国内において利用実績がNo,1のネットショップサービスです。
開設者数も160万人を突破しました!

PCのスキルがなくてもECに特化したテンプレートデザインが用意されているので、
その中から簡単にカスタマイズができます。
無料テンプレートは10種類ですが、有料テンプレートは100種類と断トツの多さです!

また、編集画面もわかりやすいので、PCスキルがあまりなくてもECサイトが作れます。
「お金をかけずにネットショップにチャレンジしてみたい」
「自分の好きなものをWEBで売ってみたい」
という要望を叶えてくれるサービスです。

1-2.STORESとは

最短2分で開設できると言われているほど簡単にはじめられるサービスです。
専門的な知識がなくても48種類の無料テンプレートよりデザインを
カスタマイズするだけで初心者でも簡単に立ち上げができます!
お金をかけずに様々なデザインから選べるのも大きなメリットです。

STORESでは、商品販売だけでなく、
セミナー、レンタル業務、音楽ライブ、教室、習い事、占いまで
幅広く事業を始めることができます

決済手数料・入金手数料が業界でも最安クラスのため、
多くのお客さんの集客に成功しても手数料の高さに悩まされることはありません。

2.共通点

「初期費用が無料だとできることに制限がありそう」と思われる方も多いでしょう。
ですが、意外と両方ともできることの幅が広いのです!
それでは、BASEとSTORESの共通してできることについてみていきましょう。

🔷CSVデータで商品登録ができる

BASEもSTORESもCSVで商品情報を一括登録することができます。

商品登録は、ネットショップを開店させる中で最も重要と言われている作業の1つであり、同時に手間と時間がかかる作業でもあります。

例えば、別のモールからBASEやSTORESに移行する際も、
「1点ずつ商品登録していくのは時間がかかって大変、、、

「1度にパッと登録できないかな」と思っている方も
CSVで一括登録ができるので、ひとつずつ登録していく手間が省けます!

🔷HTML不要

それぞれデザインのテンプレートが用意されているため、
HTMLの知識がなくても簡単にショップをデザインすることができます。

※よりデザインを作りこみたい際は、
BASEは、HTML編集可能ですが、STORESではできないので注意しましょう!

🔷SNS連携ができる

InstagramTwitter等のSNSと連携することができます。
Instagramの投稿に商品をタグ付けして購入導線を追加することで、集客が見込めます。

※BASEでSNS連携をする際は、SNS連携のアプリの追加が必要です。

3.比較ポイント

BASEもSTORESも初心者でも始めやすく、共通してできることの幅も広いですが、
「それぞれの違いは?」と疑問に思いますよね。
これでは、次にどちらか一方でしかできないことを比較してみてみましょう。

3-1.BASEでできること

①アプリ追加

BASEではアプリを追加することで機能を拡大することができます。
82種類のアプリがあり、顧客管理や会計管理などの
事務的な作業を効率よく行える機能や、コミュニティの作成やメッセージ機能、
口コミ機能などのユーザーとコミュニケーションをとれる機能まで
幅広いサービスを無料で利用できます。

有料の機能も存在しますが、最初は無料の機能のみで
十分効率よくショップを運用できます!

②PayIDに掲載可能

商品登録を行うだけで、PayIDに掲載することができます。
PayIDとは、BASEで作られたショップでの購入を楽しむための決済アカウントのことです。
予めユーザー情報を登録しておくと、
都度クレジットカード情報を入力せずに
会員IDのみでスムーズに支払ができます。

購入の際の情報入力の手間が省け、カゴ落ちなどの機会損失を軽減できます。
既に800万人がダウンロードしており、今後も利用者の拡大が見込まれています。

③SEO設定ができる

「SEO設定」のアプリを追加することでSEO対策を行うことができます。
ショップのトップページ、ABOUTページ、各商品ページごとに
「検索キーワード(keyword)」や「ページ説明(description)」
を検索エンジン向けに設定できます。
適切なキーワードが設定されることで、ショップを見つけやすくなります!

④抽選販売ができる

BASEにしかない機能です!
「抽選販売」は、抽選で当選者にのみ販売ができます。
当選者・落選者が選択でき、抽選発表メールの編集も可能です。

⑤決済方法

BASEでは、以下の以下の7種類の決済方法開設後すぐに利用することができます。

  • クレジットカード決済
  • キャリア決済
  • 銀行振込
  • コンビニ支払い・Pay-easy
  • 後払い
  • PayPal決済
  • Amazon  Pay

上記の決済方法を一括で利用できる「BASEかんたん決済」が用意されています。
「BASEかんたん決済」を利用することで、通常数日~数週間かかる決済導入期間が
短縮でき、ショップ開設したその日から商品販売が可能になります。

3-2.STORESでできること

①実店舗と連携できる

実店舗と連携することで以下のことができるようになります!
この実店舗と連携機能は、STORES一番の強みとも言えます!

  • 商品在庫連携
  • お店でネットショップの売上分析
  • お店で売れたら自動でSOLD OUT
  • ネットショップの注文をお店ですぐに対応

②ネット予約システムが利用できる

「なかなか自社に合う予約システムが見つからない」という方も多いかと思います。
STORESのネット予約システムでは、3つの予約ページタイプを無料で選択できるので、
自社の事業形態に合った予約ページを作成できる可能性が高まります!

例えば
〇ヨガやピラティスのように既に決まっている
 スケジュールから予約するタイプは「レッスン・イベントタイプ」
〇テニススクールやゴルフスクールなど特定の曜日・時間に受講生が在籍している前提で、
 欠席の連絡や振替予約を受け付ける予約タイプは「スクールタイプ」
〇美容院やネイルサロンなど、営業時間内で好きな時間とスタッフを指名して
 予約するタイプは「メニュー・コースタイプ」(複数スタッフ登録)

③店舗アプリ作成

それぞれのショップごとにアプリを作成することができます。
アプリを作成することで、ポイント機能EC連携を行えるだけではなく、
お客様ごとにデータを保存できるので、お客様の動向を把握することができます。

④決済方法

ネットショップでは、決済方法が多ければ多いほど、
ユーザーの離脱率が下がると言われています。
STORESは、ネットショップの中でも決済方法が豊富で9種類
用意されていることもメリットの1つです。

  • クレジットカード決済
  • コンビニ決済
  • キャリア決済
  • 銀行振込
  • PayPal
  • 翌月後払い(Paidy)
  • 代金引換
  • 楽天ペイ
  • Amazon Pay

※代金引換とAmazonPayはスタンダードプランのみで選択可能です!

4.BASEとSTORESを利用する際の注意点

🔷振込サイクルが異なる

BASEは、10営業日以内に入金されます。
また、お急ぎ振込を行うと手数料8.1%+ 40円で、翌日振込まれます。


一方STORESは、末締めの末払いが基本です。
スピードキャッシュを利用すると、手数料8.5%で翌日振込まれます。

🔷BASEでは代引きが使えない

BASEでは代引きの決済方法がそもそもありません!

※STORESでは、代引きを導入することはできますが、
有料プランでのみ導入可能なので、ご注意ください。

🔷STORESではクレカ決済に審査が必要

クレジットカード決済を導入するには、審査を受けなければなりません。
審査結果は、早くても10営業日後です。

ここで、注意しなければならないことは、審査に落ちてしまった時です。
審査に落ちたクレジットカードは、2度使用できません!

🔷STORESは独自ドメインの持ち込み&移管ができない

STORESで利用できる独自ドメインは、
スタンダードプラン契約時に無償で貸与されるものだけです。
退店後に、他店サービスにドメインの移管はできないので注意しましょう。

また、フリープラン契約時は、サブドメインの使用のみの使用となり、
独自ドメインを使用することができません。

5.【比較表】BASEとSTORESにかかる料金一覧

  BASE STORES
スタンダードプラン グロースプラン フリー スタンダード
初期費用

0円

0円 0円 0円
月額費用 0円 5,980円 0円 2,178円
決済手数料 (注文ごとに)
3.6%+40円+
サービス手数料3%
2.9%
サービス手数料なし
5% 3.6%
振込手数料 250円+2万円未満の場合は
事務手数料550円

275円+1万円未満の場合は
事務手数料275円

フリープランの決済手数料では、STORESの方が断然安いです!
有料プランの決済手数料はBASEの方が安いですが、
サービス自体の月額固定費は2倍以上高いです。

6.結局どっちがおすすめ?

これまでBASEとSTORESの特徴を見てきました。
最後にそれぞれどんな人におすすめなのかご紹介します!

6-1.BASEがおすすめの方

  • 月額無料で運営したい方
  • 入金は早くしてほしい方
  • クレカ決済を確実にした方
  • PCよりもスマホ操作に慣れている方

BASEには無料プランと有料プランがありますが、使える機能に差はなく、
無料プランでも運営に必要な機能が十分に備わっています。
クレジットカード決済導入の審査もないので、
確実にクレジットカード決済を利用することができます。

また、ネットショップの知識がなくても直感的な操作でショップ開設・運用
誰でも簡単にできます。スマホからでも操作ができるので、
「これどうするんだろう?」と悩むことなくサクサク進められます。

6-2.STORESがおすすめの方

  • 最低限の機能があればいい方
  • 手数料を安く抑えたい方
  • 決済方法に代引きを導入したい方

ネットショップを作るのに最低限の機能があればよく、
できるだけ運用コストをおさえたい人にはSTORESがおすすめです。

「単純に決済手数料が安い方がいい」かつ「売上入金も急がない方」には
STORESが向いているでしょう。
また、「実店舗とネットショップを併用して運用していきたい方」にもおすすめです。

7.まとめ

今回は、BASEとSTORESについて紹介していきました。
ご自身の希望に合うのはどちらでしたでしょうか。
それぞれの特徴をおさえて自社の方針に合ったネットショップサービスを選びましょう。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!


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