AmazonのA+コンテンツ構成ブリーフを7モジュールで一気に設計するスキル

AmazonのA+コンテンツを17モジュールから自動設計するスキル `amazon-a-plus-content-brief` を、構成・画像指示・比較表・FAQまで現場目線で解説します。

投稿日: カテゴリー EC×AI活用

Amazonのブランド登録者だけが使えるA+コンテンツは、商品ページのCVRを5〜10%押し上げると言われる重要な要素ですが、「どのモジュールをどの順番で並べるか」「画像をデザイナーにどう発注するか」で毎回詰まりがちです。本記事では、構成・本文・画像指示・比較表・FAQ・審査NGチェックまで一気にブリーフ化するALSEL Agent Skillsamazon-a-plus-content-brief を、現場目線で解説します。Claude Code上で「A+コンテンツ作って」と話しかけるだけで、デザイナーにそのまま渡せるブリーフが手元に出てきます。

このスキルでできること

amazon-a-plus-content-brief は、A+コンテンツのベーシック17モジュールとPremium追加機能を踏まえて、商品1点ごとに「モジュール配列の決定 → 各モジュールの見出し・本文・画像指示 → 比較表項目設計 → FAQ → 審査NGチェック」までを一気通貫で出力するスキルです。家電・コスメ・食品・アパレル・日用品・ベビー・ペットなど主要ジャンルに対応しており、ジャンル別の推奨配列パターンを内蔵しています。

たとえば家電のような機能訴求型なら「13 イメージヘッダー → 2 説明文 → 9 マルチイメージA → 7 4イメージ&テキスト → 15 テクニカル仕様 → 11 比較表 → 14 製品紹介」、コスメのようなブランド体験型なら「12 ヘッダー → 1+2 ロゴ+説明文 → 7 → 9 → 5 → 11 → 17」といった具合に、最初から勝ちパターンに沿った骨格が立ち上がります。冒頭フック・特徴・信頼・比較・クロージングの流れを7モジュール以内に収める原則を守るため、情報を詰め込みすぎてCVRを下げる失敗を避けやすくなります。

実際の使い方

起動キーワードは「A+コンテンツ作って」「Aプラス構成」「ブランドストーリー」「比較表つきA+」「A+モジュール選定」など、A+の企画・設計に関する自然な依頼で構いません。Claude Codeに対し、ブランド名・対象ASIN・ジャンル・主要ベネフィット3〜5個・差別化軸・シリーズ展開・撮影素材の状況・Premium権限の有無を箇条書きで渡すと、スキルがその情報を読み取って初稿のブリーフを返してきます。

出力はMarkdown形式で、「0. 前提・仮定 → 1. モジュール配列表 → 2. モジュール詳細(見出し・本文・画像指示)→ 3. 比較表 → 4. FAQ → 5. 制作メモ → 6. 審査NGチェック結果」という固定フォーマットです。画像指示にはサイズ・構図・カラートーン・テキスト要素の有無まで明記されるため、そのまま社内デザイナーや外部の撮影チームに発注できます。素材がまだ揃っていない段階で頼んでも、スキルが「仮定」と「確認したい点」を分けて初稿を出してくれるので、企画会議の叩き台として使いやすい設計になっています。

処理時間は商品1点あたり数十秒から1〜2分程度です。比較表は自社シリーズ内のみで構成され、他社製品を引き合いに出さないため、Amazonの審査ルールにも自然と沿った成果物になります。

導入による業務インパクト

これまでA+コンテンツの構成案は、社内のEC担当者がパワーポイントで叩き台を作り、デザイナーと数往復しながら詰めるのが一般的でした。1ASINあたり構成検討に2〜3時間、デザイナーへの発注書作成にさらに1〜2時間、合計4〜5時間かかるケースも少なくありません。本スキルを使うと、構成検討から画像発注書作成までの土台が10分前後で出来上がるため、月10ASINを新規にA+化する事業者であれば、月30〜40時間の工数圧縮が見込めます。

加えて、審査NGチェック(外部URL・期間限定文言・他社比較・根拠なき最上級・薬機景表観点)の素通しを最後に挟んでくれるので、リジェクトされて再申請する手戻りも減らせます。注意点として、化粧品や健康食品の効能訴求は別スキル yakki-keihyo-expression-check でクロスチェックする前提になっており、本スキル単体では薬機法の最終判断までは行いません。最終的な文言確定は薬機専門スキル、または社内法務でのチェックを通すフローが推奨です。

まとめ

amazon-a-plus-content-brief は、Amazonでブランド登録済みかつ複数SKUを抱えていて、A+コンテンツの企画段階でいつも時間を取られている事業者に特に効きます。一歩目としては、いま最もCVRを伸ばしたいASIN1点を選び、ジャンル・ベネフィット・シリーズ構成を箇条書きにして「A+コンテンツ作って」と投げてみるところから始めるのがおすすめです。出てきたブリーフをそのままデザイナーに渡せば、これまでの所要時間が一桁減ります。

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【監修】齋藤竹紘(株式会社オルセル代表 / 19年・5,000社のEC支援実績)


投稿者: 齋藤竹紘

株式会社オルセル代表取締役 / うるチカラ編集長。19年・5,000社以上のEC支援実績を持ち、楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング・Shopify・Shopee越境ECの実装ノウハウを保有。AI×ECに関する書籍を3冊執筆。「現場で使えるAI実装」を一次情報として発信しています。

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