ネットショップの手数料はいくらかかる?カートごとに手数料を徹底解説!

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ネットショップを始めるにあたって、できるだけカートの手数料を抑えて、
コスパよく運営ををしたいと思いますよね?
一言にネットショップといってもECモールや自社EC、
無料のプラットフォームから有料のものまで
とにかくさまざまな種類の出店方法があって、結局何がいいのかはわからない…

そんな方にむけて、今回はネットショップの手数料とそれぞれのポイントについ
比較・解説をしてきます!

1.ネットショップ出店にかかる費用の種類

まずは基本のネットショップを運用するには具体的にどんなことに
コストがかかってくるのかについて、解説していきます!

🔸初期費用・月額費用

これはECサイトを出店する際にかかる基本的な料金のことです。
出店するだけにかかる初期費用と運営していくのにかかる維持費用があります。

維持費用については月額制が多く、年払いなどまとめて支払いをすると
割引になる場合もあるので要チェックです!

この2つに関しては無料のものから有料のものまで様々な種類があり、
1つのサービスでもいくつかプランがあるので、
自分のショップにあったものはどれなのかしっかり検討しましょう!!

🔸決済手数料

お客様が支払いにクレジットカードやキャリア決済などを利用する際、
クレジットカード会社や携帯会社、ネットショップ作成サービスに支払う
手数料のことです。
決済手数料は、サービスで一律になっているパターンと決済方法によって
異なるパターンがあります。
決済手数料だけでもかなりの額になるケースも多く、
利用する前にどのような決済方法があり、どのくらい手数料がかかるのか、
概算で予測しておきましょう!

🔸振込手数料

ほとんどのサービスでは、売上金を出金依頼する際に振込手数料が発生します。

💡一定の金額に満たない出金を依頼する場合、振込手数料だけでなく
事務手数料も発生するサービスもあり、注意が必要です。

🔸入金サイクルを早める際に必要な手数料

一般的に、入金サイクルは月1回のケースが多いようです。
特に個人や小規模でネットショップを運用していると、
資金不足で入金を早めたいタイミングもあるかと思います。
その場合、入金サイクルを短くすることはできますが、
基本的に「早期入金手数料」が発生するサービスが多いです!

🔸販売手数料

ASP型の無料プランや、楽天市場やYahooショッピングなど、
ショッピングモールに出店する際にかかる手数料が「販売手数料」です。
こちらは毎月運営側に一定額支払うのではなく、商品が売れるたびに運営側に払う手数料になります。

 

2.出店するのにはいくらかかるの?
それぞれの出店費用・手数料まとめ  

Amazon・楽天市場のようなショッピングモールへの出店に対して、
ネットショップ運営に必要な機能の提供を受けて、
独自のショップを構築できるのがASPカート型のネットショップ開業サービスです。

それでは実際に運用していくにはいくらかかるのでしょうか?
各カート別に詳しく見てみましょう!

2-1. ASP型無料のプランがあるカート

BASE

基本のスタンダードプランなら初期費用・月額料金無料
ショップデザインが決まったら、その日からビジネス開始OK。

800万ユーザーを有するショッピングアプリ経由での集客が期待できますが、
決済手数料のほか、サービス利用料・振込手数料・振込事務手数料が発生するため、
全体的な手数料はやや高めです。

BASEの料金プランをチェック>>

  初期費用 月額料金 決済手数料 販売手数料
スタンダードプラン 無料 無料 3.6%+ 40円 3 %
グロースプラン
5,980円 2.9 %

 

STORES


基本のフリープランなら初期費用・月額料金無料

気軽にネットショップにチャレンジできます。

決済手数料は有料プランのほうが安くなっています。
月間売上が20万円以上の場合、スタンダードプランのほうがお得です。

💡スタンダードプランは初月の月額料金は無料です。

STORESの料金プランをチェック>>

  初期費用 月額料金 決済手数料 振込事務手数料
フリープラン 無料 無料 5% 10,000円未満:275円
10,000円以上:0円
スタンダードプラン 2,178円 3.6%

Squareオンラインビジネス

オンラインで簡単に申し込め、手間のかかる契約手続きなどはありません。

無料プランは初期費用・月額料金などの固定費はなく、振込手数料も無料。
決済ごとに発生する決済手数料のみのシンプルな仕組みです。

Square オンラインビジネスの料金プランをチェック>>

  初期費用 月額料金 決済手数料
無料プラン 無料 無料 3.6%(※JCBは一律:3.95%)
プロフェッショナル
プラン
1,200円
パフォーマンスプラン 2,500円
プレミアムプラン 6,800円 3.3%(※JCBは一律:3.95%)

カラーミーショップ

オンラインで簡単に申し込め、手間のかかる契約手続きなどはありません。
初期費用・月額料金などの固定費はなく、振込手数料も無料。

またサポートも手厚いため、ある程度の予算はかけられるが、
ネットショップがまったく分からないという方にもおすすめです

カラーミーショップの料金プランをチェック>>

  初期費用 月額料金 決済手数料
無料プラン 無料 無料 6.6% + 30円/件
プロフェッショナル
プラン
3,300円 4,950円  カラーミーペイメント
個人5.5%、法人4~5%
パフォーマンスプラン 3,300円 9,595円

2-2. ASP型有料プランのみのカート

Shopify(ショッピファイ)

Shopifyは、2004年にカナダで創業され、
現在では世界175ヶ国で利用されている世界No.1シェアの
ネットショップ作成サービスです。

ベーシックプランであれば、$29と導入コストも低く、
豊富なテンプレートからデザイン性の高いネットショップを作れます。

Shopifyはアパレルや雑貨、食品などの商材による向き不向きはなく、
個人事業主、企業、実店舗を持っていない方、卸売業の方など、
初めてECサイトを持つ初心者におすすめです。

またShopifyでは、世界中の決済方法や言語をカバーしているため、
越境ECにもチャレンジしやすいのが特徴です。

Shopifyの料金プランをチェック>>

  初期費用 月額料金 決済手数料
ベーシックプラン 無料

25$ 国内(VISA、MasterCard):3.4%
海外&AMEX:3.9%
JCB:4.15%
Shopify ペイメントを利用しない場合:2.0%
スタンダードプラン
69$

国内(VISA、MasterCard):3.3%
海外&AMEX:3.85% 
JCB:4.1%
Shopify ペイメントを利用しない場合:1.0%

プレミアムプラン 299$ 国内(VISA、MasterCard):3.25%
海外&AMEX:3.8%
JCB:4.05%
Shopify ペイメントを利用しない場合:0.5%

Makeshop(メイクショップ)

MakeShopは初期費用・固定費用が発生しますが、
どれだけ売れても販売手数料0円でご利用いただけます。
クレジットカード決済手数料は、3.14%~と業界最安水準。

豊富な機能が取り揃えられており独自デザインも可能なので、
自由度の高いネットショップの作ることが可能です。
特にデザインテンプレートは170以上あり、
他サービスと比べても圧倒的に多くなっています。

Makeshopの料金プランをチェック>>

  初期費用 月額料金 決済手数料
プレミアムプラン 11,000円 11,000円 VISA/Mastercard:3.19%~3.39%
JCB/American Express/Diners:3.49%
+月額1,100円
エンタープライズプラン 110,000円 55,000円~ VISA/Mastercard:3.14%
JCB/American Express/Diners:3.49%

shopserve(ショップサーブ)

shopserve(ショップサーブ)は、デザインテンプレートが豊富に用意されており、
誰でも簡単にECサイトを構築できることから、通販ショップなど多くの企業が利用しています。

ショップサーブの特徴は、店舗構築機能、集客·プロモーション機能など
ECサイトの作成や運営に役立つ機能がいろいろと搭載されていることです。

ショップサーブの料金プランをチェック>>

  初期費用 月額料金 決済手数料 販売手数料
  16,500円 24,200円 3.675%~

2-3. ASP型ショッピングカート費用一覧

これまでご紹介してきたカートの手数料についての一覧です。
カートの比較・検討の際に参考にしてみてください!

  初期費用 月額料金 決済手数料 販売手数料
BASE スタンダード 無料 無料 3.6%+ 40円 2.9 %
グロース
無料 5,980円 2.9 %  
STORES フリー 無料 5%  5% 3%
スタンダード 無料 2,178円 3.6%  

Square
オンライン
ビジネス 

無料 無料

¥0/月

3.6%(※JCBは一律:3.95%)  
プロフェッショナル 無料

¥1,200/月

3.6%(※JCBは一律:3.95%)  
パフォーマンス 無料

¥1,200/月

3.6%(※JCBは一律:3.95%)  
プレミアム 無料

¥6,800/月

3.3%(※JCBは一律:3.95%)  
カラーミーショップ フリー 無料   6.6%+30円/件
最低決済手数料960円
 
レギュラー 3,300円 4,950円 4.0%~
最低決済手数料2500円
 
ラージ 3,300円 9,595円 4.0%~
最低決済手数料2500円
 
Shopify ベーシック 無料 25$ 国内(VISA、MasterCard):3.4%
海外&AMEX:3.9%
JCB:4.15%
 
スタンダード 無料 69$  
プレミアム 無料 299$  
(メイクショップ)

 

プレミアム   11,000円 3.19%~ + 月額1100円  
エンタープライズ   55,000円 3.14%~  
shopserve(ショップサーブ) 15,000円+税 22,000円+税 3.675%~  

 

2-4. 主要ECモール

楽天市場を中心としたECモールの出店手数料については
こちらの記事に詳しく書いてあるでこちらも是非チェックしてみてください!

▼記事はこちらから▼

楽天市場の出店手数料はいくらかかるのか?|yahooやAmazonなどと徹底比較

3.プラットフォームを選ぶ時に気を付けたいポイント

ここまで各ネットショップサービスの手数料について比較をしてきましたが、
結局のところ何をポイントにどうやって選べばいいのか分からない!!
という方もいらっしゃるのではないでしょうか…?

そんな場合はまずはざっくりと下記のポイントに着目して
考えてみることをおすすめします!

①月額固定費の比較

ASP型の無料プランのカートは月額費用が無料ですので、固定費を気にせずに運営することができます。

一方、ASP型の有料プランについては、月額費用がかかるので、売れなかった場合には赤字になってしまう危険性があります。

これに対して、ショッピングモールの場合には、ヤフーショッピングのように月額費用が
無料のものと楽天市場のように月額費用がかかるものがあります。

月額費用がかかるのは機能や集客等でメリットがあるからですが、
しっかり利益を出す覚悟が必要です。

②手数料の比較

ASP型有料型のカートの場合は販売手数料が発生しない場合がほとんどですが、
ASP無料型・ショッピングモールの場合には、販売手数料がかかります。

この点はよく注意しなければなりません。
売上が上がっても利益がほとんど残らない、ということになりかねないからです。

例えば、商品が売れるたびに10%の手数料が発生する仕組みだとすると…

例).【1,000円の商品が月に1,000個売れた場合】
販売手数料だけで10万円になってしまいます。

そこに原価や、諸経費・その他の手数料などがかかることを考慮すると、
利益はかなり減ってしまいますよね…!

集客での比較

ショッピングモールの場合には、モールの運営会社が集客をしてくれます。

アマゾンプライムや楽天スーパーセール等、莫大な広告費を使って
ショッピングモールに人を呼び込む施策を行ってくれるため、
出店するだけでお客さんが自分のショップに来てくれることもあります。

一方、ASP型の場合には自力で集客をしなければなりません。
SNSやSEO、広告等を通じて、集客を行っていきます。

「ASP型だと売れない」という人も多いですが、
このような人のほとんどが集客ができないからです。
ASP型とモール型の一番の違いはこの集客の違いでしょう。

もっとも、ショッピングモールの顧客情報は完全に自分のものにはなりません。
顧客情報は基本的にはショッピングモールのものです。

この点が、モールを出店している人にとっては不満になることがあります。
メールアドレスがわからなかったり、顧客情報をモールの外に持ち出して
施策を打ったりすることができないからです。

これに対して、ASP型のネットショップであれば基本的に顧客情報を保持できるため、
メールマガジンを送るなど、販売促進の企画を実施する際に非常に便利です!
(※一部無料カート除きます)

きちんとブランディングなど対策をとれば、
価格競争に巻き込まれることなく、オリジナルとして唯一無二の存在価値を持つことができます。

④デザインの自由の比較

無料カート・有料カートにはいくつかのショップテンプレートが用意されているため、
商品があれば登録するだけで手軽に始められます。

特に有料カートには、テンプレートが用意されているだけでなく、
それを自在にカスタマイズしていくことが可能なサービスが多く、
ショップのブランドイメージをデザインで表現して
独自性を高めるのにぴったりでしょう!

一方、ショッピングモールの場合には、ページのデザインや商品掲載に関し
細かくルールが設定されていることが多いです。
そのため、ある程度ページが統一された見た目がほとんどです。

4.まとめ

国内のネットショップは100万店以上ありますが、
なんとその内の90%以上のショップが売上1万円以下といわれています。

思うように売れない、と悩んでいる方が抱えている根底には、
とりあえずネットショップを作れば、
それなりに売れるだろうと思って始めたことが多いです。

ネットショップの出店費用や決済手数料だけに着目せず、
売上を伸ばすために必要な機能や施策についても
あらかじめよく検討しておく必要があるのです。

ネットショップの出店費用や月額料金も大事だけど、
どうやって売れば売上が出せるのかとお悩みの方は
専門の会社に相談するのをおすすめします!!

ネットショップが増えて競争が激しくなってきている中で、
限られたお金と時間をどう有効活用するかをしっかり検討しましょう

ご相談やお問い合わせは無料で承っております。
ぜひお気軽にお問い合わせください!


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