ChatGPTのカスタムGPTが12月11日に廃止|EC業務で使うGPTをプラグインへ移す5つの手順と注意点

ChatGPTのカスタムGPTが2026年12月11日に廃止され、プラグインへ移行します。引き継がれる指示文・ファイルと、引き継がれないカスタムアクション・モデル・共有設定を整理し、EC業務のGPTを移す5つの手順とプロンプト5本を解説します。

投稿日: カテゴリー ChatGPT

カスタムGPT廃止とは、GPTをプラグインへ置き換える変更のことです。

ChatGPTで商品説明や問い合わせ返信のために作ったカスタムGPTは、2026年12月11日に動かなくなる予定です。OpenAIのヘルプセンターにある「Custom GPT retirement and migration FAQ」によると、カスタムGPTはプラグインという新しい仕組みに置き換えられ、移行はMy GPTsの画面から行います。指示文はプラグインの中のスキルに、接続アプリはプラグインのアプリに引き継がれますが、外部APIとつなぐカスタムアクションと、選んでいたモデルは引き継がれません。在庫や受注のシステムとGPTをつないでいる店舗ほど、作業に時間がかかります。本記事は、EC支援19年・5,000社超の実績を持ち、AI導入支援は2023年から提供する株式会社オルセル(うるチカラ運営)の現場知見にもとづき、EC業務で使っているGPTを棚卸しして、プラグインへ取りこぼしなく移す手順を整理します。

カスタムGPTからプラグインへ、何がいつ変わるのか

カスタムGPTの標準の廃止日は2026年12月11日で、この日を境にカスタムGPTとGPTのページは使えなくなります。OpenAIのヘルプ記事「Custom GPT retirement and migration FAQ」は、日付は変更の可能性があるとしたうえで、この日程を示しています。OpenAIの案内を整理したDevelopers Digestの解説によると、どの日付が適用されるかは、GPTを使う場所ではなく、GPTを作成したアカウントやワークスペースで決まります。

Enterpriseプランには段階的な日程が設けられています。同じ解説によると、2026年10月26日に新規のカスタムGPT作成が終了する予定とされ、承認された延期があるワークスペースは2027年2月11日まで使える扱いです。ただしEnterpriseの新規作成停止日については、ヘルプセンターの版によって9月25日とする記載もあり、食い違いがあります。自社のワークスペースに適用される日付は、ChatGPTの画面に表示される通知で確認してください。

プラグインとは、スキル(作業の指示と手順)、接続アプリ、拡張機能などを1つにまとめたパッケージのことです。指示文とファイルだけで動いていたGPTは、スキルだけを含むシンプルなプラグインとして移行されます。外部のツールやデータとつなぐ部分は、MCPサーバー(AIと外部システムをつなぐ共通規格に沿った接続口)として同じパッケージに含める形になります。うるチカラでも、主要各社がAIエージェント向けプラグインの共通規格づくりで足並みをそろえた動きをエージェント用プラグインの標準化として取り上げました。

移行の操作自体はシンプルです。My GPTsを開き、対象のGPTで「Migrate to plugin」を選んで、表示される内容を確認しながら進めます。移行できるのはGPTの作成者、Enterpriseではワークスペース管理者だけです。移行されるのは最後に公開された版で、下書きや公開していない編集は含まれません。移行後の元のGPTは廃止日まで使えますが、読み取り専用になり、作成者でも削除できなくなります。移行は取り消せない作業だと考えておくべきです。

なお、既存の会話はGPTの廃止後もアクセスできると解説記事は説明しています。消えるのはGPT本体とそのページです。GPTのリンクは、移行後はアクセス権のある人に対して新しいプラグインへ転送される予定ですが、転送されてもプラグインを使う権限が自動で付くわけではありません。

移行で引き継がれるもの、引き継がれないもの

カスタムGPTの移行では、テキストで完結する部分は引き継がれ、外部とつなぐ部分と個別の設定は引き継がれません。EC業務のGPTがどちらに当たるかで、作業の重さが大きく変わります。

引き継がれるのは、まず指示文です。GPTに書いていた指示は、プラグインの中のスキルになります。ナレッジとしてアップロードしていたファイルは、プラグインの参照ファイルとしてコピーされます。GPTに接続していたアプリは、プラグインのアプリとして追加されます。商品説明の書き方や返信のルールを指示文とファイルだけで定義していたGPTは、ほぼそのまま移ると考えてよいでしょう。

引き継がれないものは4つあります。1つ目はカスタムアクションです。カスタムアクションとは、GPTから外部のAPIを呼び出す設定のことで、在庫数の照会、受注データの取得、配送状況の確認などに使われてきました。これは移行の仕組みでは移らず、多くの場合は独自のMCPサーバーとして作り直す必要があります。2つ目は選んでいたモデルで、移行後は既定のモデルで動きます。3つ目は共有設定で、店舗のスタッフや社外パートナーと共有していたGPTは、プラグインとして改めて共有し直す必要があります。4つ目は下書きと未公開の編集です。

見落としやすいのが、GPTの説明文です。解説記事によると、説明文は移行後に編集できないため、移行の前に直しておくよう勧められています。プラグインの中のスキルは、依頼の内容が説明文に合致したときに自動で使われる仕組みで、毎回呼ばれるとは限りません。説明文があいまいだと、スキルが呼ばれずに一般的な回答が返ってくることがあります。確実に使いたい場合は、@メンションなどでプラグインを明示して呼び出します。

EC店舗で作られているGPTに当てはめると、影響の差ははっきりしています。商品説明文、レビュー返信、メルマガの件名案を作るGPTは、指示文とファイル中心なので移行の負担は小さい部類です。一方、Shopifyの管理APIや在庫管理システム、受注管理システムをカスタムアクションで呼んでいるGPTは、MCPサーバーとしての作り直しが必要で、外部の開発会社に頼んでいる場合は見積もりと開発の期間を考えると、残り5週間あまりは決して長くありません。直近の支援案件でも、受注データを読み込んで出荷遅延の連絡文を作るGPTがアクションに依存しており、移行の優先度を最上位に上げたケースがありました。

EC業務のGPTをプラグインへ移す5つの手順とプロンプト5本

移行は、棚卸し、説明文の修正、アクションの作り直しの要件整理、出力の比較、社内への周知、の5つの手順で進めます。各手順で使えるプロンプトを1本ずつ、合計5本用意しました。ChatGPTのほか、ClaudeやGeminiでも動く書き方です。2026年11月時点ではOpenAIのGPT-6.1 Terra、AnthropicのClaude Opus 5.5、GoogleのGemini 4 Argonといった最新モデルがそろっていますが、移行作業の整理はどのモデルでも十分にこなせます。

手順1は棚卸しです。My GPTsに並んでいるGPTを、用途、使用頻度、カスタムアクションの有無、共有先、ナレッジファイルの有無で一覧にします。使っていないGPTは移行せずに廃止を待つ判断もあります。

プロンプト1:EC業務GPTの棚卸しと移行優先度の判定

あなたはEC店舗の業務改善担当です。
以下は当店のChatGPTで作成したカスタムGPTの一覧です(名前、用途、使用頻度、カスタムアクションの有無と接続先、共有先、ナレッジファイルの有無)。
2026年12月11日にカスタムGPTが廃止され、プラグインへの移行が必要になることを前提に、移行の優先度を判定してください。

判定の観点:
1. 使用頻度(毎日/週1回以上/月1回以下/使っていない)
2. 売上や顧客対応に直結する業務か
3. カスタムアクション(外部API連携)を使っているか。使っている場合は作り直しが必要
4. 社外を含む共有先があるか。共有設定は引き継がれない

出力形式:
GPT名/優先度(最優先・高・中・低・移行不要)/必要な作業/完了期限の目安
カスタムアクションを使うGPTは、作り直しの期間を考慮して期限を前倒ししてください。

GPTの一覧:
{一覧を貼り付け}

手順2は、説明文と指示文の修正です。説明文は移行後に編集できないため、移行ボタンを押す前に直します。スキルが自動で呼ばれる条件になるため、「どんな依頼のときに使うか」が具体的に分かる文にするのがコツです。

プロンプト2:移行前に直すGPTの説明文と指示文

あなたはAIアシスタントの設定を設計する専門家です。
以下のカスタムGPTは、まもなくプラグインへ移行します。移行後は説明文を編集できず、
プラグイン内のスキルは依頼内容が説明文に合致したときに自動で使われます。
これを踏まえて、説明文と指示文を修正してください。

条件:
1. 説明文は2文以内で、「どんな依頼のときに使うか」と「何を出力するか」を具体的に書く
2. 説明文に、利用者が実際に入力しそうな言い回しの例を1つ含める
3. 指示文を「役割」「入力」「出力形式」「守るルール」「禁止事項」に整理する
4. 指示文の中で特定のモデル名に依存した記述があれば、外す
5. 景品表示法や薬機法に触れうる表現ルールがあれば「守るルール」に明記する

現在の説明文:{貼り付け}
現在の指示文:{貼り付け}
主な業務:{例:楽天市場の問い合わせへの返信文作成}

手順3は、カスタムアクションの作り直しの要件整理です。GPTのアクション設定に書かれたAPIの定義(OpenAPIのスキーマ)と、実際の使い方をもとに、MCPサーバーとして何を用意すべきかを洗い出します。開発会社に頼む場合も、この整理があると見積もりが早くなります。

プロンプト3:カスタムアクションをMCPサーバーに作り直す要件の整理

あなたはECシステムの要件定義担当です。
以下は、カスタムGPTで使っていたカスタムアクションのAPI定義と、GPTでの使われ方の説明です。
プラグイン移行ではカスタムアクションが引き継がれないため、MCPサーバーとして作り直す前提で要件を整理してください。

整理する内容:
1. 必要なツール(機能)の一覧と、それぞれの入力・出力
2. 読み取りだけの操作と、データを書き換える操作の区別
3. 書き換える操作で、人の確認を挟むべきもの(返金、在庫数の変更、注文のキャンセルなど)
4. 認証方式と、扱う個人情報の範囲
5. 移行期間中に、旧GPTと新プラグインを並行で動かす場合の注意点

API定義:
{OpenAPIスキーマを貼り付け}
GPTでの使われ方:
{例:注文番号から配送状況を調べて、遅延していればお詫び文を作る}

手順4は、移行前後の出力の比較です。モデルの選択が引き継がれないため、同じ指示文でも出力の傾向が変わる可能性があります。移行前に、代表的な入力を3〜5パターン用意して旧GPTの出力を保存しておき、移行後のプラグインの出力と比べます。

プロンプト4:旧GPTと新プラグインの出力比較

あなたはEC店舗の品質管理担当です。
以下は、同じ入力に対して「移行前のカスタムGPT」と「移行後のプラグイン」が出した出力です。
業務にそのまま使えるかを判定してください。

比較の観点:
1. 必要な項目が抜けていないか(商品名、注文番号、お届け予定など)
2. 文字数や出力形式の指定が守られているか
3. 店舗のトーン(敬語の度合い、言い回し)が保たれているか
4. 事実と異なる内容や誇張表現が増えていないか
5. スキルが呼ばれずに一般的な回答になっていないか

出力形式:
観点ごとに「問題なし/要修正」と理由を1行ずつ。要修正の場合は、指示文の修正案を示してください。

入力:{入力内容}
旧GPTの出力:{貼り付け}
新プラグインの出力:{貼り付け}

手順5は、社内への周知です。共有設定が引き継がれないため、GPTを使っていたスタッフは、移行後のプラグインを改めて共有してもらう必要があります。いつから、どこで、どう呼び出すかを1枚の案内にまとめておくと、問い合わせ対応の現場が止まりません。

プロンプト5:プラグイン移行の社内周知文

あなたはEC店舗の運営責任者です。
カスタムGPTからプラグインへの移行について、スタッフ向けの周知文を作成してください。

含める内容:
1. 移行するGPTの名前と、移行後のプラグインの名前の対応
2. 切り替え日と、旧GPTが読み取り専用になること
3. 新しいプラグインの呼び出し方(@メンションでの明示など)
4. 共有を受けるための手順と、担当者の連絡先
5. 出力がおかしいと感じたときの報告先

条件:A4用紙1枚に収まる長さ、ですます調、専門用語には簡単な説明を添える

移行するGPTの一覧:{貼り付け}
切り替え日:{日付}
担当者:{名前}

移行でよくある失敗と回避策

現場で繰り返し見るのは、移行ボタンを押せば終わると考え、カスタムアクションが動かなくなっていることに後から気づくパターンです。アクションは移行の仕組みでは移らないため、在庫照会や配送状況の確認をしていたGPTは、プラグインに移った時点でその機能を失います。回避策は、手順1の棚卸しでアクションの有無を最初に確認し、該当するGPTを最優先にすることです。

2つ目の失敗は、説明文を直さずに移行してしまうことです。移行後は説明文を編集できず、スキルは説明文と依頼内容が合致したときにしか自動で呼ばれません。あいまいな説明文のまま移すと、スタッフが普段通りに依頼してもスキルが使われず、店舗のルールを無視した一般的な返信が出てきます。移行前に手順2で説明文を整えておくのが、最も手間の少ない予防策です。

3つ目は、下書きの取りこぼしです。移行されるのは最後に公開された版だけで、編集途中の下書きは含まれません。指示文を改善している途中のGPTは、いったん公開してから移行するか、下書きの内容を手元に保存しておく必要があります。

4つ目は、モデルの違いによる出力の変化を見逃すことです。選んでいたモデルは引き継がれないため、移行後は既定のモデルで動きます。ある食品ジャンルの中規模店舗の事例では、移行のテストで返信文の敬語の度合いが変わり、指示文に言い回しの例を追加して調整しました。手順4の比較を省くと、こうした変化に顧客からの指摘で気づくことになります。

5つ目は、Enterpriseプランでの権限不足です。解説記事によると、プラグインのアップロードやMCPを使ったプラグイン作成の権限は、Enterpriseのロールでは既定でオフになっています。アクションをMCPサーバーとして作り直す場合は、事前に管理者へ権限を依頼しておかないと、作業当日に手が止まります。

移行にかかる工数とKPIの目安

カスタムGPTの移行の費用は、ほぼ人の作業時間と、アクションを作り直す場合の開発費です。指示文とファイルだけのGPTなら、1つあたり説明文の修正に15分、移行操作に5分、出力の比較に15分ほどで、合計30〜40分が目安になります。業務で使っているGPTが10個なら、半日から1日で終わる作業量です。

カスタムアクションを使うGPTは事情が異なります。MCPサーバーとしての作り直しは、接続先のAPIの数や認証方式によって、社内で対応できる場合でも数日、外部に頼む場合は数週間を見ておくのが現実的です。12月11日から逆算すると、11月中旬までに要件を固め、11月中に開発とテストを終えるスケジュールが目安になります。

週単位に落とすと、次のような進め方が現実的です。11月第1週に手順1の棚卸しを終え、アクションを使うGPTの要件整理(手順3)に着手します。11月第2週は、アクションのないGPTの説明文修正と移行、出力比較をまとめて片付けます。11月第3週から第4週はアクションの作り直しとテストに充て、12月第1週にスタッフへの周知と切り替えを行います。廃止日の直前は問い合わせが増える年末商戦の時期と重なるため、12月第1週までに切り替えを終えておくと、繁忙期に設定のトラブルを抱えずに済みます。

移行しないという判断も選択肢です。半年以上使っていないGPTや、同じ役割のGPTが複数あるものは、移行せずに廃止を待つほうが管理がすっきりします。その場合も、指示文とナレッジファイルは手元に保存しておくと、あとで必要になったときにプラグインやほかのAIのスキルとして作り直せます。

進み具合は3つの指標で管理すると見通しがよくなります。1つ目は移行完了率で、優先度「最優先」と「高」のGPTのうち、出力比較まで終えたものの割合です。2つ目はアクション再構築の進捗で、作り直しが必要な機能のうち、テストまで終えた数です。3つ目は移行後の手直し率で、プラグインの出力を人が修正した割合を、移行前のGPTと比べます。

ChatGPTの料金プラン自体は、移行によって変わるという案内は確認できていません。Enterpriseについて解説記事は、移行したGPTをアプリなしで使う場合は追加費用がかからない一方、会話でプラグインを作成・編集する機能はクレジットを消費すると説明しています。自社のプランでの扱いは、管理画面と公式ヘルプで確認してください。

「設定を作って使い続ける」仕組みの作り直しが同時に起きている

カスタムGPTの廃止は、AIへの業務指示が「サービスの中の設定」から「持ち運べるパッケージ」へ移る流れの一部です。Googleも同じ時期にGeminiのGemsをスキルへ移行させており、個人アカウントでは11月17日にGemsが読み取り専用になります。詳しくはGemini Gems廃止とスキルへの移行手順にまとめました。OpenAIのプラグインも、Googleのスキルも、AnthropicのClaudeのスキルも、指示とファイルとツール接続をひとまとめにするという方向は共通しています。

この流れは、EC事業者にとって悪い話ではありません。業務の指示がパッケージとして手元に残るなら、どのAIが最新のフラッグシップになっても、同じ業務マニュアルを使い回しやすくなります。今回の移行を機に、指示文とナレッジファイルの原本を社内の共有フォルダにも保存し、特定のサービスに預けきらない運用に切り替えておくと、次の仕様変更にも強くなります。

もう1つの変化は、外部システムとの接続がMCPに寄っていくことです。カスタムアクションをMCPサーバーとして作り直せば、ChatGPTだけでなく、MCPに対応した他のAIからも同じ在庫照会や受注確認の機能を呼べるようになります。ChatGPTの業務自動化の全体像はChatGPT WorkでEC業務を自動化するガイド、音声でプラグインを使う方法はChatGPTの音声とプラグインの使い方で解説しています。

次に注目したいのは、OpenAIが示す日程の変更有無、Enterpriseの延期の扱い、そしてGPTストアで公開されていたGPTがプラグインのディレクトリでどう扱われるかの3点です。公式の案内が更新され次第、追って整理します。

よくある質問

カスタムGPTはいつ使えなくなりますか?

標準の廃止日は2026年12月11日で、この日にカスタムGPTとGPTのページが使えなくなる予定です。日付はGPTを作成したアカウントやワークスペースで決まり、Enterpriseで延期が承認された場合は2027年2月11日までとされています。OpenAIは日付が変更される可能性があるとしているため、ChatGPTの画面の通知も確認してください。

移行しないとGPTの中身は消えますか?

はい、廃止日以降はGPT本体とそのページが使えなくなるからです。既存の会話にはアクセスできると説明されていますが、指示文やナレッジファイルを使い続けたい場合は、My GPTsの「Migrate to plugin」からプラグインへ移行する必要があります。移行できるのは作成者、Enterpriseではワークスペース管理者です。

在庫照会などのカスタムアクションはどうなりますか?

カスタムアクションは、プラグインへ自動では移りません。外部APIとの連携は、多くの場合MCPサーバーとして作り直し、プラグインに含める必要があります。作り直しには開発期間がかかるため、アクションを使うGPTは最優先で着手してください。

プラグインとは何ですか?

プラグインとは、スキル(作業の指示と手順)、接続アプリ、MCPサーバーなどを1つにまとめたChatGPTの拡張パッケージのことです。指示文とファイルだけのGPTは、スキルだけを含むプラグインとして移行されます。スキルは依頼内容が説明文に合致したときに自動で使われ、@メンションで明示的に呼び出すこともできます。

移行したら元のGPTはどうなりますか?

元のGPTは廃止日まで使えますが、読み取り専用になり、作成者でも削除できなくなります。GPTのリンクはアクセス権のある人に対してプラグインへ転送される予定ですが、転送でプラグインを使う権限が付くわけではありません。共有していた相手には、プラグインを改めて共有する必要があります。

最初に何をすればよいですか?

My GPTsのGPTを棚卸しし、カスタムアクションを使っているものを特定してください。本記事のプロンプト1で優先度を判定し、移行前にプロンプト2で説明文を直してから移行ボタンを押すと、手戻りが少なくなります。

参考文献


著者:齋藤竹紘(株式会社オルセル 編集長/5,000社以上のEC支援実績/書籍3冊)


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【監修】齋藤竹紘(株式会社オルセル代表 / 19年・5,000社のEC支援実績)


投稿者: 齋藤竹紘

株式会社オルセル代表取締役 / うるチカラ編集長。19年・5,000社以上のEC支援実績を持ち、楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング・Shopify・Shopee越境ECの実装ノウハウを保有。AI×ECに関する書籍を3冊執筆。「現場で使えるAI実装」を一次情報として発信しています。

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