せっかくネットショップを開店させたのに、なかなか売上が伸びないと悩んでいませんか?
ネットショップの商品説明は実店舗での「商品を直接手に取って、見て選ぶ」
「店員さんから説明を受けて、商品の特徴などを聞いて判断する」と同じ、
もしくはそれ以上の役割をしなければなりません。
そんな売上に大きく左右する商品説明はどのように書いていけばよいか?
7つのポイントにまとめて紹介いたします。
1.必要な情報を整理する
ネットショップでは簡潔な文章よりも長い商品説明の方が信頼度が増し、購入に繋がる傾向にあります。
また、実店舗のように実際に手に取ってから購入できない分、お客様が知りたい情報が商品説明に入っていなければ購入には至りません。
そこで、抜け漏れのないよう以下のように「6W2H」にカテゴリ分けして書き出してみましょう。
①what(なに)
どのような商品なのか詳しく記載しましょう。
具体的にはさらに細分化して以下に分けると考え易いです。
・商品名
・原材料
・アイテム(どのようなアイテムなのか、使用方法など)
・ブランド(ブランドコンセプトやブランドの説明など)
・テイスト(味、〇〇風、〇〇仕様など)
・SKU(色・サイズなど)
②when(いつ)
季節や記念日、休日、一日の内いつ使うものなのかなど
https://item.rakuten.co.jp/sawaicoffee-teaより引用
③where(どこで)
使用シーン(家の中、外出先など)、
生産地、流通ルート、
ネット限定、地域限定、ここだけ など
https://item.rakuten.co.jp/gekiyasukaguya/より引用
④why(なぜ)
その商品を選ぶ理由を書きましょう。
時短、高品質、高機能、コスパが良い、
健康や美容に良い、美味しさ、楽しさ、快適性、
生活改善、悩みの解決 など。
⑤who(だれが)
誰が販売するのか?
当店、日本のメーカー、海外の提携工場など
https://item.rakuten.co.jp/shizennoyakata/より引用
⑥whom(だれに)
どのような方がターゲットなのか、
どのような方におすすめで、
どのようなお悩みをお持ちの方に購入いただきたいのか
自分、恋人、友達、忙しい人、など
⑦how(どのように)
どのようなシチュエーション、用途でお使いいただきたいのか
⑧how much(いくらで)
価格、割引、特典、決済方法など
各項目ごとに書き出したら、より具体性をもった説明文にしましょう。
数字を入れたり、ストーリー性を持たせ、ボリュームを出すようにしてみましょう。
2.商品のベネフィットを書く
売れる商品説明にするには「ベネフィット」(利益や価値)を書きましょう。
購入した商品によって自身にもたらされるベネフィットを書くのです。
購入後に自身が使っている姿や食べている状態など、
購入後のイメージできるような内容を書くと良いでしょう。
例えば、
「履くと足が細く見える」
「食べると気分が上がる」
「テーブルの上が華やかに」などです。
https://item.rakuten.co.jp/rtm-select/より引用
一方、デメリットをきちんと記載することも重要です。
不安が払拭できるよう、お客様が疑問に思うようなことは予め記載しておくと
ネットショップでの購入の不安を少しでも和らげることができるでしょう。
購入者目線に立ち、気になる点や心配な点、商品画像だけでは分かりかねる点などを記載するようにしましょう。
3.オファーで背中を押す
「オファー」とはお客様が購入を迷っている際の最後の一押しをするためのものです。
例えば下記のような内容です。
- 送料無料
- 割引クーポン
- ラッピングサービス
- 早割
- 〇日以内返品OK
- ポイント〇倍
- 〇個まとめて購入で〇円引き
- タイムセール
- 〇円以上で得点プレゼント
などです。
https://item.rakuten.co.jp/floro/より引用
https://item.rakuten.co.jp/roomy-gardenより引用
季節やイベント毎など様々なオファーを考えてみましょう。
4.エビデンスを散りばめる
「エビデンス」とは数字や実績などの下記のようなことを指します。
- 今まで〇個売れました!
- 〇件のレビューがあります、
- 有名雑誌に取り上げられました!
- 〇〇の専門家も絶賛!
などです。
https://item.rakuten.co.jp/shizennoyakata/より引用
https://item.rakuten.co.jp/hugkumi/より引用
具体的な実績や受賞経歴などを記載することで説得力が増し、購入に繋がり易くなります。
特に具体的な数字で表すと良いでしょう。
商品説明の中で所々にエビデンスを交えて書くと説得力が増し購入に繋がります。
5.商品説明の書き方の流れ
どのような内容を書けばよいかわかってきたところで、
商品説明の構成についてお話しします。
商品説明を書く前に予め、ターゲットを明確にしておきましょう。
例えば「30代・女性」だけではなく、
「仕事も子育ても忙しい、けど僅かな時間でリフレッシュしたい女性」など細かくターゲットを絞ることでこの後の構成部分で書く内容が大きく変わってきます。
では、実際に商品説明を書く際はただ文章を羅列するのではなく、
下記のように3つに分けて書くと良いでしょう。
- キャッチコピー
- 本文
- 背中を押すような文
1)キャッチコピー
まず、一瞬で興味を持ってもらえるような、目を引く内容を記載しましょう。
キャッチコピーで興味を持ってもらえれば、その後に続く本文もしっかり読んでもらえます。
その一文を読んだだけでどんな商品か分かるキャッチコピーが理想的です。
https://item.rakuten.co.jp/kyunanより引用
2)
ここでは詳細な説明、具体的な内容を記載します。
先ほどの「6W2H」を元に書き出すことで抜け漏れを防ぐことができます。
合わせてストーリー性を持たせた文章にすると読みやすくなります。
3)背中を押すような文
ここで前述した「オファー」を記載し購入を迷っている方の最後の一押しをしましょう。
仮に本文を読み飛ばされてしまっても目に留まるようなオファーを書くことで
商品購入に繋がる効果が期待できます。
6.SEOに配慮する
商品説明に自然な形でキーワードを入れることで検索からの流入が期待できます。
詳しくはこちらの記事をご確認ください!
不自然な形でキーワードを盛り込むとGoogle検索では「お客さんのためにならない」と判断され検索上位に表記されにくくなりますので、あくまで適切なキーワードを適切な量入れるようにしましょう。
7.商品画像の役割
商品説明では伝わりにくい部分を伝えるのが商品画像の役割です。
購入者目線になり必要な点数の画像を掲載しましょう。
服であれば着用画像やコーディネート例、
家具や雑貨なら利用シーンなど購入後のイメージを連想できる画像があると購入に繋がり易くなります。
https://item.rakuten.co.jp/antelp/より引用
https://item.rakuten.co.jp/air-rhizomeより引用
8.まとめ
いかがでしたでしょうか?
商品説明では必要な情報を整理し、オファーやエビデンスを入れつつ、
ターゲットを明確にした上で、文章を構成していくことが重要になります。
ひとつひとつ商品説明を書くのは大変な作業になりますが、
数をこなせばスムーズに書けるようになります!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。