全世界で170万ショップ以上が利用し、世界No.1のシェアを誇るShopify。
日本でも最近、Shopifyに乗り換えをしたり検討を始めたりするショップが大幅に増えています。
今回は、気になるShopifyの料金について、
・固定費=月額もしくは一回、一定の価格を支払う費用
・手数料=売上やツールの利用のボリュームに応じて支払う必要のある費用
をプランごとに分けて見ていきたいと思います。
それでは始めます。
1.固定費
固定費には、
- Shopifyの月額基本料金
- 有料テーマの使用料金
- アプリの月額基本料金
の3種類があります。
それぞれについて見ていきましょう。
1-1.Shopifyの月額基本料金
Shopifyを利用するには、まずShopify自体の利用料金が月々かかります。
- ベーシック
- スタンダード
- プレミアム
の3種類の代表的なプランがあり、これとは別に大企業向けのShopify Plusというプランもあります。
価格に応じて利用できる機能と、ShopifyペイメントというShopifyがデフォルトで用意している決済手段の手数料が決まっています。
ベーシック |
スタンダード |
プレミアム |
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---|---|---|---|
月額料金
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$29
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$79
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$299/
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特徴 | |||
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はい | はい | はい |
無制限の商品登録数
|
はい | はい | はい |
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2 | 5 | 15 |
日本語のメールサポートとSNSサポート
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はい | はい | はい |
|
はい | はい | はい |
|
最大4 | 最大5 | 最大8 |
手動で注文作成
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はい | はい | はい |
クーポンコード
|
はい | はい | はい |
無料SSL証明書
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はい | はい | はい |
カゴ落ち対策メール
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はい | はい | はい |
ギフトカード
|
はい | はい | はい |
レポート
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いいえ | 標準 | 詳細 |
|
いいえ | いいえ | はい |
SHOPIFY ペイメント | |||
不正解析
|
はい | はい | はい |
日本のオンラインクレジットカード手数料
|
3.4% + 0円 | 3.3% + 0円 | 3.25% + 0円 |
海外/AMEXのオンラインクレジットカード手数料
|
3.9% + 0円 | 3.85% + 0円 | 3.8% + 0円 |
JCBのオンラインクレジットカード手数料
|
4.15% + 0円 | 4.1% + 0円 | 4.05% + 0円 |
取引手数料(Shopify ペイメントを利用していない場合)
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2.0% | 1.0% | 0.5% |
|
はい | はい | はい |
複数の言語で販売
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最大5 | 最大5 | 最大5 |
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いいえ | はい | はい |
|
いいえ | はい | はい |
|
いいえ | いいえ | はい |
https://www.shopify.jp/pricing
国内販売のみで、手軽にスタートしたいショップはベーシックプランでも十分ですがショップの数値を分析したり、越境ECに取り組む場合にはスタンダード以上のプランの契約をおすすめします。
レポート機能が使えたり、海外SEOの機能を使えるのはスタンダードプランからだからです。
プランに応じた手数料の差はそれほど大きくないので、月商500万円以上のショップを除き、あまり気にしないで良いのではと思います。ちなみに、Shopifyの手数料は国内の他のECシステムと比べてとても安いです。
ちなみに、Shopifyの利用料金は米ドル表記となっているのでご注意ください。
1-2.有料テーマの使用料
Shopifyには「テーマ」という概念があります。テーマはテンプレートと同じような意味で、ショップデザインの骨格のようなものです。
ショップはテーマを1つ選び、そのテーマの中に、ショップを作り込んでいきます。
そして、テーマには無料のものと有料のものがあり、有料テーマを選んだ場合にはその料金が購入時に1回かかります。
価格はテーマによって様々ですが、現在では160ドル・180ドルの価格帯のものが多いようです。
この費用も米ドル表記になっています。
1-3.アプリの月額利用料金
Shopifyにはたくさんのアプリがあり、アプリをインストールすることによって様々なショップの機能を追加することができます。
アプリにも有料のもの、無料のもの、有料・無料両方のプランが準備されているものの3種類があります。
費用がかかるものにはほぼ全てに数日間無料で使えるお試し期間があり、その期間が経過すると課金されます。
アプリの費用は種類やプランによって様々です。
なお、アプリはテーマと異なり月々の課金になります。
アプリの費用もショップ運営計画に入れておかなければなりません。
2.手数料
次に手数料について見ていきます。
手数料は、売上やツールの利用のボリュームに応じて支払う必要のある費用のことです。
- 取引手数料
- 決済手数料
- 両替手数料
の3種類があります。
以下それぞれ見ていきましょう。
2-1.取引手数料
取引手数料とは、決済方法の如何を問わず決済1回ごとにかかる費用のことです。ShopifyにはShopifyペイメントというデフォルトで備わっている決済機能があります。
Shopifyペイメントを使う場合には、取引手数料は無料になります。
一方、Shopifyペイメントを利用しない場合には、
- ベーシックプラン・・・2%
- スタンダードプラン・・・1%
- プレミアムプラン・・・0.5%
の取引手数料がかかります。
2-2.決済手数料
決済手数料は、決済の種類ごとにかかる手数料です。
ShopifyはShopifyペイメントで利用できる各種クレジットカード決済を始め、Amazon PayやApple Pay、PayPal、携帯キャリア決済等、様々な決済方法を導入することができます。
下記はShopify ペイメントの各種クレジットカードの決済手数料です。
SHOPIFY ペイメント | |||
---|---|---|---|
不正解析
|
はい | はい | はい |
日本のオンラインクレジットカード手数料
|
3.4% + 0円 | 3.3% + 0円 | 3.25% + 0円 |
海外/AMEXのオンラインクレジットカード手数料
|
3.9% + 0円 | 3.85% + 0円 | 3.8% + 0円 |
JCBのオンラインクレジットカード手数料
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4.15% + 0円 | 4.1% + 0円 | 4.05% + 0円 |
決済の種類ごとにそれぞれ決済手数料は異なるため、決済手数料も事前にチェックしておきましょう。
2-3.両替手数料
両替手数料はショップの通貨とは違う通貨で決済された場合にかかってくる手数料です。
たとえば、日本円で販売しているショップの商品を、アメリカから米ドルで購入された場合は、米ドルから日本円に両替して売上を受け取ることになるため、両替手数料が必要になります。
両替手数料は、
- アメリカの場合は1.5%
- ショッピファイペイメントは全ての国・地域で2%
です。
国内と合わせて海外向けの販売を行う予定がある方は、手数料の中に両替手数料も含めて計算しておきましょう。
3.まとめ
ショッピファイでは月額料金の他にテーマやアプリの利用料金、その他手数料が必要です。正確な利用料金はショップをオープンしてみないとわからない部分はありますが、概算はできますので、事前にいくらぐらい必要なのか考えておきましょう。
利用料金を抑える3つの方法を実践し、順調に売上を獲得できるネットショップを作り上げてください。