Gemini 2.5 Pro・Flashが12月1日に自動切替|Google AI Studio告知の3.8 Flash・3.5 Flash-Lite移行手順と料金影響

Gemini 2.5 Proと2.5 Flashは2026年12月1日から3.8 Flash・3.5 Flash-Liteへ自動転送され、転送先の料金で課金されます。thinking_levelへの置き換えなど破壊的変更と料金影響を整理し、EC業務の移行手順をプロンプト5本で解説します。

投稿日: カテゴリー Gemini

Gemini 2.5の自動切替とは、旧モデル宛ての処理が12月1日から新モデルで動くことです。

2026年12月1日から、gemini-2.5-pro を指定したAPIリクエストは gemini-3.8-flash で、gemini-2.5-flash を指定したリクエストは gemini-3.5-flash-lite で処理されるようになります。料金も転送先のモデルの単価で請求されます。Googleが11月2日付のGemini APIの変更履歴で告知したもので、コードを1行も変えていなくても、12月1日を境に裏側のモデルが入れ替わります。厄介なのは、転送先のモデルではいくつかの設定が使えなくなる「破壊的変更」がある点です。商品説明文の自動生成や問い合わせの自動応答をGemini 2.5で組んでいるEC事業者は、何もしなければ出力の形式や品質、請求額が予告なく変わるおそれがあります。本記事は、EC支援19年・5,000社超の実績を持ち、AI導入支援は2023年から提供する株式会社オルセル(うるチカラ運営)の現場知見をもとに、切り替えの中身と料金への影響、12月1日までに済ませる移行手順を整理します。

12月1日に何が起きるのか:2つの旧モデルが自動で転送される

起きることは、旧モデル宛てのリクエストの「自動転送」です。Gemini APIの変更履歴によると、11月2日付でGemini 2.5 ProとGemini 2.5 Flashは非推奨となり、Google AI Studioではすでに選べなくなりました。12月1日からは、2.5 Pro宛てのリクエストがGemini 3.8 Flashへ、2.5 Flash宛てのリクエストがGemini 3.5 Flash-Liteへ自動で振り向けられ、転送先の料金で課金されます。Googleは、それまでにモデル名を書き換えて移行ガイドを確認するよう求めています。

経緯も押さえておきます。9月18日付の変更履歴では、2.5系のモデルへのアクセスを「過去に使っていた利用者」に限ると告知されていました。この時点では非推奨ではなく、当面は提供を続けるとしていましたが、新しいプロジェクトには3.5 Flash-Liteか3.8 Flashを使うよう勧めていました。9月の時点で新規の利用を絞り、11月に非推奨、12月に自動転送という3段階で幕引きが進んでいることになります。

転送先の組み合わせには注意が必要です。2.5 Proは「Pro」の名を持つ上位モデルでしたが、転送先は「Flash」の3.8 Flashです。2.5 Flashの転送先も、さらに軽量な「Flash-Lite」です。世代が新しくなった分、性能は上がっている部分もありますが、名前のうえでは1段下のクラスへの移行です。どちらの転送先も、Gemini APIのComputer Useの対応モデルに含まれるなど、Googleが現在の主力として扱っているモデルです。

Gemini 3.8 Flashの性能について、Gemini 3.8の新機能ページは、100万トークンの文脈(一度に読める情報量)と最大6万4千トークンの出力に対応し、複数ファイルにまたがる修正や多段階の計画で失敗が減ったと説明しています。Googleの開発向けエージェント環境「Antigravity」とそのSDKの既定モデルにもなっています。業務での使い分けはGemini 3.8 Flashの活用記事でも扱いました。

転送先で使えなくなる設定:自動転送でも「そのまま動く」とは限らない

自動転送の最大の落とし穴は、2.5向けに書いた設定の一部が、転送先のモデルでは使えないことです。変更履歴は、両方の移行に共通する破壊的変更として、関数呼び出し(function calling)と thought_signature の検証、thinking_budget から thinking_level への置き換え、サンプリング用パラメータの削除、モデルの返答の先頭を埋めておく指定(プレフィル)の廃止の4点を挙げています。

1つ目は考える量の指定です。Gemini 2.5では thinking_budget でトークン数を指定していましたが、3.8 Flashでは thinking_level という段階の指定に置き換わります。選べるのは low、medium(既定値)、high の3段階で、minimal を指定するとエラーになります。新機能ページは、応答の速さを重視する処理には low、深い推論や計算には high を勧めています。

2つ目はサンプリング用のパラメータです。出力のばらつきを調整する temperature、top_p、top_k は削除するよう求められています。複数の回答候補を返させる candidate_count も、Gemini 3以降では使えません。商品説明文の生成で「表現を毎回少し変えたい」と temperature を上げていた処理は、指示文の側でばらつきを指示する形に直す必要があります。送った場合にエラーになるのか無視されるのかは、新機能ページに明記がなく要確認です。

3つ目はプレフィルの廃止です。プレフィルとは、モデルの返答の書き出しを先に埋めておき、続きを書かせる手法のことです。たとえば返答の冒頭に { を入れておき、JSON形式で返させるといった使い方がされてきました。この手法が使えなくなるため、出力形式の固定は構造化出力や指示文で行う形に置き換えます。会話の履歴の受け渡しも、Interactions APIの previous_interaction_id(前回の会話のID)を使ってサーバー側で管理する方法が推奨されています。

4つ目は関数呼び出しです。Gemini 3以降では、モデルが考えた過程の目印である thought_signature(思考の署名)を、関数呼び出しの往復でそのまま返す必要があります。GenerateContent APIでは、関数の結果を返す FunctionResponse に call_id と name を必ず含めることも求められています。在庫照会や注文検索のように、AIが社内のシステムを呼び出す仕組みを組んでいる場合は、ここが動かなくなる典型的な箇所です。

データの扱いでもう1点あります。10月26日付の変更履歴によると、有料の利用段階で新しく作ったプロジェクトでは、GenerateContent系のリクエストが既定で保存される設定(store=true)になりました。既存のプロジェクトは従来の設定のままですが、移行の機会に新しいプロジェクトを作る場合は、お客様の氏名や住所を含む問い合わせを処理する前に、リクエストごとの store=false か、管理画面の設定で保存を止めるかを確認してください。

料金はどう変わるか:12月は下がり、1月からは使い方次第

料金への影響は、12月は多くの場合で下がり、2027年1月からは使い方によって上下します。Gemini APIの料金ページによると、Gemini 2.5 Proは100万トークンあたり入力1.25ドル・出力10ドル(20万トークン以下の場合)でした。転送先の3.8 Flashは、2026年12月31日まで入力0.75ドル・出力3.75ドルで、2027年1月1日からは入力1.5ドル・出力7.5ドルに上がります。つまり12月中は入力も出力も安くなりますが、1月からは入力が2割高く、出力が2割5分安くなります。

Gemini 2.5 Flashは入力0.3ドル・出力2.5ドル(テキスト・画像・動画)で、転送先の3.5 Flash-Liteも入力0.3ドル・出力2.5ドルと同じ単価です。音声の入力は2.5 Flashが1ドルだったのに対し、3.5 Flash-Liteは0.3ドルなので、音声を扱う処理はむしろ安くなります。いずれのモデルも、Batch(まとめて非同期で処理する方式)を使えば料金が半額になります。

試算してみます。2.5 Proで商品説明文を月1万本、1本あたり入力1,000トークン・出力500トークンで生成している場合、入力1,000万トークンで12.5ドル、出力500万トークンで50ドル、合計で月62.5ドルです。3.8 Flashに移ると、12月は入力7.5ドルと出力18.75ドルで26.25ドル、2027年1月以降は入力15ドルと出力37.5ドルで52.5ドルになります。ただし3.8 Flashは考える過程(thinking)のトークンも出力として数えられる場合があり、出力が1.5倍に増えると1月以降は71.25ドルとなって、2.5 Proのときより高くなります(いずれも試算で、実際の値は処理内容と thinking_level の設定で変わります)。新機能ページも、長く複雑な処理ではトークンを多く使うことがあり、日常的な処理では thinking_level を下げることを勧めています。

12月1日までの移行手順:プロンプト5本

移行は「呼び出し箇所を洗い出す」「設定を書き換える」「プレフィルを置き換える」「出力を比べる」「外部のツール会社に確認する」の5段階で進めます。自動転送に任せるのではなく、12月1日より前に自分でモデル名を書き換え、動作を確かめておくのが安全です。以下のプロンプトは、Claude、ChatGPT、Geminiのいずれでも使えます。APIキーやお客様の個人情報は、AIに貼る前に伏せてください。

1本目は、自社のコードや設定から、Gemini 2.5の呼び出しと影響のあるパラメータを洗い出すプロンプトです。

プロンプト1:Gemini 2.5の呼び出し箇所と影響パラメータの洗い出し

あなたはGemini APIの移行を担当するエンジニアです。
以下は当社のコードベースで「gemini-2.5」「thinking_budget」「temperature」「top_p」「top_k」「candidate_count」を検索した結果です(APIキーは伏せています)。

検索結果:
{ファイル名/行番号/該当コード}

依頼:
1. 呼び出しを用途(商品説明生成、問い合わせ応答、レビュー分類、社内ツールなど)ごとに分類する
2. 12月1日の自動転送後に、エラーや出力の変化が起きそうな箇所に印を付け、理由を書く
3. プレフィル(返答の書き出しを先に埋める指定)や関数呼び出しを使っている箇所を特に挙げる
4. 用途が推測できない箇所は「要確認」とする

2本目は、リクエストの設定を転送先のモデル向けに書き換える案を作るプロンプトです。

プロンプト2:リクエスト設定の書き換え案

あなたはGemini APIに詳しいエンジニアです。
以下のGemini 2.5向けのリクエスト設定を、{gemini-3.8-flash または gemini-3.5-flash-lite} 向けに書き換えてください。

現在の設定:
{model、thinking_budget、temperature、top_p、top_k、candidate_count、system_instruction などのJSON}

条件:
1. modelを転送先のモデル名に書き換える
2. thinking_budgetをthinking_level(low/medium/high)に置き換え、用途に合う値を理由つきで提案する(minimalは使わない)
3. temperature、top_p、top_k、candidate_countは削除し、ばらつきが必要な場合は指示文での代替案を出す
4. 変更前と変更後を並べ、変更理由を1行ずつ添える

3本目は、プレフィルで出力形式を固定していた処理を置き換えるプロンプトです。JSONで商品データを返させる処理などが対象です。

プロンプト3:プレフィルに頼った出力形式の置き換え

あなたはLLMの出力形式の設計に詳しいエンジニアです。
当社では、モデルの返答の書き出しに「{」を入れておく方法(プレフィル)で、商品データをJSONで返させていました。この方法が使えなくなるため、代わりの設計を提案してください。

現在の処理:
- 入力:{商品名、素材、サイズなどの情報}
- 期待する出力:{JSONのキーと型の一覧}
- 現在のプレフィル:{内容}

依頼:
1. 構造化出力(JSONスキーマを指定する方法)を使う場合の設定案を示す
2. 指示文だけで形式を守らせる場合の文例を示す
3. 出力が形式を外れたときの検知と再試行の方法を示す
4. どちらの方法を採るべきか、理由とあわせて判断する

4本目は、移行前後の出力を比べるプロンプトです。2.5 Proから3.8 Flashへ、2.5 Flashから3.5 Flash-Liteへの移行では、モデルのクラスが変わるため、品質を実データで確かめておくことが欠かせません。

プロンプト4:移行前後の出力比較

あなたはEC事業者の品質管理担当です。
同じ入力に対する2つのAIモデルの出力を比べてください。どちらが新しいモデルかは伏せています。

入力:{商品情報、または問い合わせ文}
出力A:{旧モデルの出力}
出力B:{新モデルの出力}

採点の観点(各5点満点):
1. 入力にない仕様や効果を足していないか
2. 薬機法・景品表示法上の問題表現がないか
3. 指定した文字数・形式を守っているか
4. 店舗のトーン(敬語、言い回し)が一貫しているか
5. お客様が知りたいことに最初の1文で答えているか

観点ごとの点数と理由、どちらを採用すべきかを書いてください。

5本目は、Geminiを内部で使っている外部のツールや委託先に、対応状況を確認する問い合わせ文を作るプロンプトです。Shopifyのアプリや受注管理のSaaS、制作会社が作ったチャットボットなどが、裏でGemini 2.5を使っていることがあります。

プロンプト5:外部ツール・委託先への確認依頼文

あなたはEC事業者のシステム担当です。
当社が利用している外部ツール(または委託先が開発した仕組み)について、Gemini 2.5 Pro・2.5 Flashの非推奨と、2026年12月1日の自動転送への対応状況を確認する問い合わせ文を作ってください。

ツール名・委託先:{名前}
使っている機能:{例:商品説明文の自動生成、問い合わせの自動返信}

条件:
1. Gemini 2.5を使っているか、使っている場合はどのモデルに移行する予定かを尋ねる
2. 移行後に出力の形式や品質、料金が変わるかを尋ねる
3. お客様データを処理するリクエストの保存設定(store)の扱いを尋ねる
4. 回答期限を11月20日とし、丁寧なビジネス文書の形で300字程度にまとめる

失敗例と回避策:自動転送で起きやすい3つのつまずき

1つ目は、自動転送に任せて何もしないケースです。転送後もリクエスト自体は処理されるため、気づかないまま出力の質や形式が変わり、商品ページに不自然な説明文が並んでから気づくことになりかねません。店舗運営の現場感覚では、AIで生成した文章を人が毎回確認していない仕組みほど、この種の変化に気づくのが遅れます。回避策は、12月1日を待たずに自分でモデル名を書き換え、プロンプト4の比較を50件ほどの実データで済ませておくことです。

2つ目は、プレフィルや関数呼び出しに依存した処理が壊れるケースです。JSONで返すはずの商品データが崩れたり、在庫照会の関数呼び出しが失敗したりすると、後続の処理がまとめて止まります。回避策は、プロンプト1で該当箇所を特定し、プロンプト3で出力形式の固定方法を置き換えたうえで、テスト環境で通しの動作を確認することです。関数呼び出しでは、thought_signature をそのまま返しているか、FunctionResponse に call_id と name が入っているかを重点的に見ます。

3つ目は、1月の値上げを見落とすケースです。12月に移行すると、3.8 Flashの導入期料金のおかげで請求額が下がり、移行は成功したように見えます。ところが2027年1月1日から3.8 Flashの単価は倍になり、thinkingのトークンが増えていれば2.5 Proの時より高くなることもあります。回避策は、プロンプト2で thinking_level を用途ごとに分け、12月中に実際のトークン使用量を記録して、1月以降の単価で再計算しておくことです。大量の一括処理はBatchに回して半額にする選択肢も検討に値します。

KPI設計と費用・工数の目安

移行の成否は、「エラー率」「出力品質のスコア」「1件あたりのトークン数」「月額費用」の4つで判断します。出力品質は、プロンプト4の採点で移行前と同等以上を合格の目安にします。1件あたりのトークン数は、thinkingの増減を把握するために、移行前後で必ず比べておきたい数字です。

費用は前述の試算のとおり、2.5 Proからの移行は12月に下がり、2027年1月以降は使い方次第です。2.5 Flashから3.5 Flash-Liteへの移行は、テキスト処理なら単価は変わらず、音声処理なら下がります。どちらの移行でも、Batchを使える処理は料金が半額になるため、夜間の一括生成などは移行と同時にBatchへ切り替えると、値上げの影響を相殺しやすくなります。

工数の目安は、呼び出し箇所が数か所の社内ツールなら1〜2日、問い合わせ応答のように止められない処理や関数呼び出しを含む場合は、テストを含めて1〜2週間です。外部ツールの確認は、相手の回答待ちが発生するため、今週中に問い合わせを送っておくのが現実的です。12月1日から逆算すると、11月中旬までに書き換えとテストを終え、残りの期間を本番での様子見に充てるのが無理のない日程です。

今後の展望:モデルの入れ替えは「自動転送」が標準になる

今回の特徴は、旧モデルを単に止めるのではなく、後継モデルへ自動で転送する方式を採ったことです。利用者にとっては「急に止まらない」という安心がある一方、「知らないうちに中身が変わる」という新しいリスクを生みます。AnthropicのOpus 4.8のfast modeのように、期限後はエラーにする方式もあり、各社の幕引きのやり方は分かれています。どちらの方式でも、使っているモデルとパラメータの一覧を持ち、公式の変更履歴を月に1回確認する運用が、これからのAI活用の基本になります。

Googleは6月にInteractions APIを主力のAPIに位置づけ、最先端のエージェント機能は今後Interactions APIに集まると説明してきました。Interactions APIの速報記事で触れたとおり、今回の移行で会話の履歴管理を previous_interaction_id に切り替える場合は、あわせてInteractions APIへの移行も検討すると、次のモデル入れ替えでの手戻りを減らせます。上位モデルのGemini 4 Argonも12月1日に導入期料金が終わるなど、年末にかけてGeminiの料金体系は動きが続きます。

5,000社支援の中で何度も再現したパターンとして、AIを組み込んだ仕組みは、作った直後より半年後、1年後の保守で差がつきます。モデルが入れ替わるたびに品質を確かめるためのテストデータ(代表的な商品50件と問い合わせ50件など)を手元に持っておくと、今回のような移行が数日で終わるようになります。

よくある質問

Gemini 2.5の自動切替とは何ですか?

Gemini 2.5の自動切替とは、2026年12月1日から gemini-2.5-pro 宛てのリクエストが gemini-3.8-flash で、gemini-2.5-flash 宛てのリクエストが gemini-3.5-flash-lite で処理されるようになることです。料金も転送先のモデルの単価で請求されます。

何もしなくても動き続けますか?

リクエスト自体は転送されて処理されますが、そのまま同じように動くとは限らないからです。転送先では thinking_budget やサンプリング用のパラメータ、プレフィルが使えないなどの破壊的変更があります。12月1日より前に自分でモデル名と設定を書き換え、動作を確かめておくことをおすすめします。

料金は上がりますか、下がりますか?

2.5 Proからの移行は、12月中は入力も出力も安くなります。2027年1月1日からは3.8 Flashの単価が入力1.5ドル・出力7.5ドルに上がり、使い方によっては2.5 Proより高くなります。2.5 Flashから3.5 Flash-Liteへの移行は、テキスト処理では同じ単価です。

temperatureを使っていた処理はどうすればよいですか?

temperature、top_p、top_k は削除するよう求められているため、表現のばらつきは指示文で調整します。たとえば「毎回書き出しの表現を変える」「同じ語を繰り返さない」といった条件を指示文に書きます。プロンプト2で書き換え案を作れます。

JSONで返させる処理が壊れないか心配です。

プレフィル(返答の書き出しを先に埋める指定)でJSONにしていた場合は、構造化出力などへの置き換えが必要です。プロンプト3で代わりの設計を作り、テスト環境で形式が守られるかを確認してください。形式を外れたときの再試行の仕組みも用意しておくと安心です。

外部のツールがGeminiを使っているか分かりません。

ツールの提供会社や委託先に直接確認するのが確実です。プロンプト5で問い合わせ文を作れます。Shopifyのアプリや受注管理のサービス、制作会社が作ったチャットボットなどが、裏でGemini 2.5を使っていることがあります。

Google AI Studioで2.5が選べなくなったのはなぜですか?

11月2日付で2.5 Proと2.5 Flashが非推奨になったためです。AI Studioでは選べなくなりましたが、APIのリクエストは12月1日以降、転送先のモデルで処理されます。新しく作業を始める場合は、最初から3.8 Flashか3.5 Flash-Liteを選んでください。

まとめ

Gemini 2.5 Proと2.5 Flashは11月2日に非推奨となり、12月1日からはそれぞれ3.8 Flashと3.5 Flash-Liteへ自動で転送され、転送先の料金で課金されます。転送先では thinking_level への置き換え、サンプリング用パラメータとプレフィルの廃止、関数呼び出しの検証強化といった変更があり、何もしないと出力や請求額が予告なく変わるおそれがあります。本記事のプロンプト5本で、洗い出しから外部ツールの確認までを11月中旬までに済ませておきましょう。

参考文献


著者:齋藤竹紘(株式会社オルセル 編集長/5,000社以上のEC支援実績/書籍3冊)


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【監修】齋藤竹紘(株式会社オルセル代表 / 19年・5,000社のEC支援実績)


投稿者: 齋藤竹紘

株式会社オルセル代表取締役 / うるチカラ編集長。19年・5,000社以上のEC支援実績を持ち、楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング・Shopify・Shopee越境ECの実装ノウハウを保有。AI×ECに関する書籍を3冊執筆。「現場で使えるAI実装」を一次情報として発信しています。

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