ブログ作成にかける時間は、タイトルが8割、内容が2割と言われています。
タイトルは記事の中で占める割合は少ないですが、タイトルによってアクセス数は何倍にも跳ね上がります。
これは、イタリアの経済学者であるヴィルフレド・パレートが発見したパレートの法則と言われるもので、
全体の数値の大部分は、全体を構成するうちの一部の要素が生み出しているという理論です。
しかし、この極めて重要なタイトルですが、
目を引くものでなければ、なかなか見てもらえません。
そこで、今回あるサイトでページビュー数が多いTOP500のタイトルを分析し、
実際に見られているタイトルを10個にまとめました。
タイトルへの寄与度が高いものから順に並べております。
この10個はブログタイトルはもちろんのこと、メルマガやFAX DMなどにも使うことができます。
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それでは、早速見ていきましょう。
目次
1.まとめ記事にする
まとめ記事は、人気の記事形式です。
今回の調査でも約43%の記事が、まとめ記事とわかる名称を付けています。
「○○のまとめ」と書いてあると、ついつい見てしまいますよね。
この形式は、まとめ記事という豊富な情報量のため、探し求めている情報が見つかると思い、目を通す人が大勢います。
その人に、あなたが探し求めている情報がここにあります、と伝えるタイトルを心掛けましょう。
「○○のまとめ」
「○○画像集」
「○○一覧」
2.数字を入れる
数字を入れるのは、昔から言われている王道パターンです。
でも、侮ってはいけません。
今回の調査でも約25%の方が、タイトルに数字を入れ、実際にたくさんの方に読まれています。
数字を入れることにより、イメージが湧き、具体性がグッと上がります。
利用できる数字があれば、タイトルに入れることを強くオススメします。
「○ヶ月で○kgダイエット」
「○○年版」
「人気ブランド○○選」
3.質問形式にする
質問形式のブログタイトルもよく目にしますよね。
これには、まるで自分に問いかけられているような、錯覚を起こさせる効果があります。
今回の調査でも全体の12%に「?」が使われていました。
そのことを知りたい人はもちろんのこと、まるで問いかけるように伝えられるので、あまり興味がない人でも言い回し次第でターゲットにできます。
「もしかして?」
「そうだったの?」
「○○ではありませんか?」
4.ニュース性を入れる
人は常に新しい情報を求めています。
新聞、テレビなど毎日、人は常に新しい情報を求めているのです。
先ほどの「質問形式にする」と同様に、全体の12%に新しい情報や話題の情報を提供する「ニュース性」が入っていました。
ニュース性のある内容は万人受けする鉄板フレーズです。
迷ったらまずはこれを入れましょう。
「話題の○○」
「新型○○販売」
「初○○」
5.ターゲットを絞る
突然ですが、あなたは集合写真を見る際にどこから見ますか?
まずは自分の顔を見ますよね。
それからもわかるように、人は自分のことが大好きなのです。
そのため自分に関することが、タイトルに書かれていたら思わず見てしまうのです。
今回の調査では、全体の10%がターゲットを絞ってタイトルをつけていました。
例えば、ヘアアレンジは、各々の髪の毛の長さやシルエットによって求めている情報は大きく異なりますよね。
こういう場合にターゲットを明確にすることで、グッと目を引くことができるのです。
「○○(悩んでいる)の人」
「○○向け」
「○○必見」
6.告白、体験談を入れる
実体験に基づく告白や体験談は信憑性も高く、人気のタイトルです。
今回の調査では、9.8%のタイトルにこの情報が入っていました。
貴重な体験やエピソードは興味がある人が多く、タイトル次第でかなりのアクセス数が見込めます。
また、少しニュアンスは異なりますが漫画のネタバレなども非常に人気があります。
「実は○○」
「本当にあった○○な話」
「ネタバレ注意○○」
7.簡単に理解・実践出来る内容にする
人は楽をしたいのが本心です。
そのため、記事を読む場合でも、パット見てためになる内容だと思うと、ついついクリックしてしまいますよね。
今回の調査では、全体のタイトルの5%にこの情報が盛り込まれていました。
中でもレシピやヘアアレンジなどが多い印象で、
毎日考えさせられるものの解決策を求めているのではないかと推測できます。
どう伝えれば自分でも理解できる、または実践できるのかを頭に入れてタイトルを考えましょう。
「一目でわかる○○」
「明日から使える○○」
「○分でわかる」
8.問題を解決する言葉を入れる
問題を解決する内容は、一般的にノウハウ系記事と言われます。
今回の調査では、全体のタイトルの4.2%に使われていました。
タイトルを見ただけで、自分が抱えている問題を解決してくれるかどうかの判断がされるシビアなジャンルです。
そのため、お客様がまさに困っていることを想像し、それについて根拠を示しながら伝えましょう。
「○○の方法」
「○○の作り方」
「○○の見分け方」
9.パラドックス(逆説)を入れる
常識とは異なり、新たな切り口でタイトルをつけると目を引くことができます。
これを今回はパラドックスと名付けました。
ただ、目を引く半面、逆説的なことを説得させないといけないため、かなり論理的な文章が求められます。
そのためか、全体のタイトルの1.8%とかなり少ないです。
ただ、人目を集められるため、文章に自信がある方は是非チャレンジしてみましょう。
「○○ではない人にこそ○○」
「○○すると○○になる(一般的ではないこと)」
「○○(常識)は○○(してはいけない)」
10.「何故」を入れる
タイトルを見ているとたまに、「何故」が入ってるものが出てきます。
何故を入れることにより、その先にある「結果」が知りたくなります。
そのため全体の0.8%とかなり少ないですが、個人的にかなりおすすめの手法です。
騙されたと思って、一度使ってみてください。
「○○の理由」
「どうして○○」
まとめ
いかがでしたか?
今回紹介した10個は実際に読まれているタイトルを分析して、
発見したものになります。
どのタイトルがお客様に一番刺さるのか、これを意識して作っていただければと思います。
今後タイトルの作成に困った際には、
是非この記事を思い出し、ご活用して頂ければ幸いです。