楽天ペイの手数料とは?|ショッピングカート別設定方法も含めて徹底解説

投稿日: カテゴリー 決済

ここ最近よく耳にするようになった楽天ペイ。

導入すると便利らしいけど、実際に楽天ペイってどのようなサービスなのかよくわからないし、どのくらいの手数料が発生するのかもよくわからないですよね。

そこで今回は、楽天ペイのオンライン決済サービスに関して、そもそも楽天ペイとはなんなのかという基礎知識から、それぞれのショッピングカート毎の設定方法と手数料をご紹介していきたいと思います。

 

1 .楽天ペイとは

楽天ペイとはどのようなサービスなのでしょうか。

楽天ペイの公式サイトでは視覚的に伝えておりますが、この説明ではイメージ、理解できない方も多いと思います。

楽天ペイとは、楽天株式会社が提供する決済サービスの一つです。

楽天会員のユーザーは、オンラインショップやリアル店舗で商品を購入する(決済)際に、楽天会員のユーザー情報のIDとパスワードを入力するだけで、楽天会員に登録している決済方法を簡単に、素早く行うことができます。

例えば、独自の自社ECサイトで商品を購入するとします。

その場合、新規で購入される方は、氏名、住所、年齢、クレジットカードで購入する場合は、クレジットカード情報をいちいち入力しないといけません。

みなさんも、経験されたことがあると思いますが、意外にめんどくさいと思います。

それが、楽天ペイを導入している自社ECサイトでは、商品を購入するときに消費者が

楽天会員のIDとパスワードを入力すると、楽天会員情報をもとに氏名や住所、クレジットカード情報が入力されているわけですから、一から入力せずに、決済することができ、スピーディーに買い物を済ますことができます。

また、この楽天ペイですが、専用の機器、もしくはアプリを導入する必要がありますが、リアル店舗でも利用でき、お札や小銭でのやり取りをせずスムーズに買い物を済ませることができます。(※楽天Pay実店舗決済について

さらに、楽天市場のポイントを消費して購入もできますし、購入した金額分の楽天ポイントもたまるのでお得に買い物ができます。

このような理由から、リアル店舗も含めて、自社ECサイトでも楽天ペイを導入するサイトは、年々増加してます。

では、次に、オンラインショップ決済について、利用できる自社ECサイトショッピングカートのご紹介とそれぞれの設定方法と手数料について説明をしていきますね。

2.ショッピングカート別設定方法と手数料一覧

楽天ペイが導入できる自社ECショッピングカートは、2019年現在、様々なショッピングカートがございます。

楽天ペイ自体の手数料は基本的に、オンラインショップを含めた物販の決済の場合は、

・初期費用:0円

・月額費用:0円

・データ処理手数料:受注 5円/1件 確定 5円/1件 取消 5円/1件

・サービス利用手数料:決済手数料4.0% + 楽天スーパーポイント原資ご負担分 1.0%

上記となっております。

ただし、使用する自社ECサイトのショッピングカートの機能によって変動がありますので、ご注意ください。

楽天ペイが使える自社ECサイトショッピングカートの代表的な9つのシステムの手数料と設定方法を見ていきましょう。

 

2-1.COLORME(カラーミーショップ)

・手数料:5%、月額2,000円

カラーミーショップもメイクショップと同様、月額費用が2,000円発生します。

・設定方法

こちらもカラーミーショップの管理画面の中から、決済方法の種類を選ぶ箇所で、簡単に設定することができます。

カラーミーショップでの楽天ペイの設定方法

2-2.Makeshop(メイクショップ)

・手数料:5%、月額2,000円

メイクショップでは、楽天ペイの基本的な手数料の5%以外に月額で2,000円の費用が発生します。

メイクショップ専用楽天ペイ紹介ページ

・設定方法

こちらもメイクショップの管理画面から設定することができますが、アクセスキーを取得するなど、少しだけ複雑な設定となります。

メイクショップでの楽天ペイの設定方法

2-3.ショップサーブ

・手数料:5.4%

ショップサーブは、月額固定費はかかりませんが、手数料にクレジットカードの決済手数料が含まれており、楽天ペイの基本手数料より若干高くなっております。

ショップサーブ専用楽天ペイ利用料金案内ページ

・設定方法

ショップサーブでは、楽天ペイの申し込みなども一括してお任せすることができます。楽天ペイの申請をだすと、管理画面で決済方法として選択できるようになるので、そちらを選択して設定します。

ショップサーブ楽天ペイ設定方法

2-4.futureshop(フューチャーショップ)

・手数料:5%、月額3,000円

フューチャーショップの場合は、月額費用が3,000円発生し、手数料は楽天ペイの基本的な費用と同じです。

・設定方法

フューチャーショップも管理画面から設定でき、楽天ペイ専用のサンクスメールなども細かく設定できるようです。

ただし、フューチャーショップのcommerce creatorで作成したサイトは、2018年9月利用できるよう準備中のため、使用できません。
(※2019年3月時点でまだ上記表示あり)

フューチャーショップ楽天ペイ設定方法

 

2-5. stores.jp(ストアーズドットジェーピー)

・手数料:5%

stores.jpでは、楽天ペイの手数料としては5%で、楽天ペイの基本手数料と変わらない内容になっております。特に固定費も必要ありません。

・設定方法

stores.jpの店舗の管理画面の中から、決済方法の箇所で、チェック項目をクリックするのみで簡単に利用できるようになります。

stores.jpでの楽天ペイの設定方法

2-6.たまごリピート

・手数料5%

たまごリピートの場合は、楽天ペイの基本的な手数料の5%のみとなり、月額の固定費用は発生しません。

・設定方法

管理画面から設定することができます。こちらも簡単に設定することができるのですが、たまごリピートで楽天ペイを利用する際に注意していただきたいのが、法人の方のみ設定できます。個人事業主の方は、たまごリピートでは楽天ペイはご利用いただけませんので、ご注意ください。

2-7.おちゃのこネット

・手数料 6%

おちゃのこネットでは、手数料が少し高めの6%と設定されております。月額利用料は発生致しません。

・設定方法

楽天ペイに申し込んでいただくと、自動的にサイトに楽天ペイ決済ボタンなどが導入されます。簡単にお申込みできますので、お試しください。

おちゃのこネット×楽天ペイご利用案内詳細ページ

2-8.e-shops カート2

・手数料 6%

こちらも楽天ペイの基本手数料より、少し高めの6%と設定されており、月額固定費用は発生致しません。

・設定方法

楽天ペイに申し込んでいただくと決済画面から、楽天ペイに画面に飛んでいけるようになります。そのため、e-shops カート2の中で、難しい設定があるわけではございません。

ただし、楽天ペイの専用ページへ飛ぶということで、外部サイトへ移行されるわけなので、e-shops カート2の専用のシステムなどが使えなくなる恐れがあります。またご注意いただきたいのがPCの画面しか対応していないということで、スマホ専用の決済画面がありません。

e-shops カート2の楽天ペイ詳細ページ

2-9.eshop-do

・手数料 5%

楽天ペイの基本的な手数料の5%のみとなっており、月額固定費なども必要ありません。

・設定方法

こちらも管理画面で詳細設定をするわけではなく、楽天ペイに申し込みをすると、自動的に決済方法に追加される仕組みとなります。

 

  手数料 月額利用料
COLORME
(カラーミーショップ)
5% 2,000円
Makeshop
(メイクショップ)
5% 2,000円
ショップサーブ 5.4%  
futureshop
(フューチャーショップ)
5% 3,000円
stores.jp
(ストアーズドットジェーピー)
5%  
たまごリピート 5%  
おちゃのこネット 6%  
e-shops カート2 6%  
eshop-do 5%  

 

 

3 まとめ

いかがでしたでしょうか。

楽天ペイは、大変便利ですが、ご利用になられる自社サイトのカートの種類によって、手数料や月額固定費が変化します。

導入する前に、ご自身が使っているレンタルカート、今後使う予定のレンタルカートを調べてみて費用を確認しておきましょう!


お問い合わせ

  • IT導入補助金2022
  • 今すぐつかえるshopify本
     
  • IT導入補助金2022
  •  
  • Shopify活用本