SEOに取り組む人たちにとって、キーワード調査は最重要課題のうちの一つです。
その中でも特にキーワードの検索数をどのように調べたらよいのかについて頭を悩ませる方たちも多いのではないのかと思います。
そこで、今回はキーワードの検索数を調べる方法について、
- 最も簡単で
- 無料で
- 一番信頼できる数値を算出するにはどうするのか
についてまとめました。
この記事を読んでいただければ、もうキーワードの検索数についてどのツールを使って調べたら良いのかについて明確にご理解いただけることを保証いたします。
それでは始めます!
目次
1. キーワードの検索数を調べる必要性
キーワードの検索数とは、
「あるキーワードで、GoogleやYahoo!JAPANなどの検索エンジンで1ヶ月でどれだけの人が検索しているのかを表す数字」
です。
キーワードの検索数を調べなければSEO対策ができません。
もしこの数字がわからなければ、どのキーワードを狙って良いのか全くわからないからです。
検索数を調べることで、
- 誰も見ていないキーワードを避け、
- できる限りたくさんの人が見ているキーワードを探し、
- 複数あるキーワードの中からどのキーワードの方が良さそうなのかを判断する
ことができます。
一つ例をとって考えてみましょう。
例えば、みなさんがSEOの初心者向けにに関するブログを書いているとします。
そして以下の3つのキーワードから、一番人が見ているものから先に書くことにしました。
- 「SEO 初心者」
- 「SEO キーワード」
- 「SEO ツール」
さて、どのキーワードが一番検索数が多いと思いますか?また、それぞれの数字はどのくらいでしょうか?
「SEO 初心者」は、初心者向けのSEOガイドになりそうなので、見ている人も多いのかもと思われたかもしれません。
ですが、実際に検索数を調べてみると、
- 「SEO 初心者」=90
- 「SEO キーワード」=880
- 「SEO ツール」=1,900
となっていて、「SEO 初心者」と調べる人は、「SEO ツール」の5%にも満たないということがわかります。
検索数は、実際に調べてみないと本当にわかりません。
思いもよらないキーワードの検索数が多かったり、またその逆であったりということは本当によくあります。
先日も似たようなことがありました。
うるチカラの塾生の方で、家具を扱ってらっしゃる方がいるのですが、家具の素材で
「ウォルナット」
というものがあります。
「ウォルナット」
が正しい言葉なのですが、世の中では
「ウォールナット」
で通っています。
検索数を調べてみると、「ウォールナット」の方が圧倒的に多くなっていて、「ウォルナット」という本来であれば正しい言葉でSEO対策している人たちのWEBサイトはほとんど検索数を稼ぐことができていない、ということがわかりました。
検索数を調べるというのは、
たとえあなたがプロ以上に知っている言葉であっても、絶対に必要
です。
むしろ詳しい言葉であればあるほど、調べていただきたいのです。
ご理解されておられるかと思いますが、今一度、検索数を調べる必要性について確認しておいてください。
2. キーワードの検索数はGoogleの検索数を調べればOK
検索エンジンにはたくさんの種類がありますが、
Googleの検索の検索数のみを調べれば大丈夫
です。
なぜなら、日本では
- Googleのシェアが第1位で、70%を超えていること
- Yahoo!JAPANが第2位で約25%のシェアがあるものの、Yahoo!JAPANの検索エンジンはGoogleのものを使っている
からです。
下記の図をご覧ください。
赤線がGoogleで黄色がYahoo!JAPAN。青がbing。
1位 Google 70.19%
2位 Yahoo! 25.37%
3位 bing 3.6%(たったの)
4位 Baidu 0.52%
5位 DuckDuckGo 0.09%
6位 Naver 0.08%
となっています。
実に日本の検索数の95%以上はGoogleの検索エンジンが占めています。
よって、キーワードの検索数は
Googleの検索数を調べなければならない
ということになります。
3. キーワードプランナーは無料だと使えない?
それでは、キーワードのGoogleでの検索数を調べるにはどのようにしたらよいでしょうか。
Googleの検索数を調べるのですから、Googleのツールを使うのが一番ですよね。
SEO用のツールとしての検索数の調査ツールはGoogleは用意していないのですが、
Google広告のアカウント内
にある
「キーワードプランナー」
を使うと、Googleの検索数を知ることができます。
Google広告のアカウントをお持ちの方は、アカウントを開いて
ツール→キーワードプランナーを開いて、
「検索ボリュームと検索の予測を取得しましょう」
からキーワードの検索数を調べてください。
過去の資料というところをクリックすると、
月間平均検索ボリューム(検索数)
と
過去1年間の検索ボリューム(検索数)の推移
を見ることができます。
下記は
「オーダー家具」
というキーワードをキーワードプランナーで調べたキャプチャーです。
月間平均検索ボリューム(検索数)
オーダー家具の月間平均検索ボリュームは
3,600
ということがわかります。
また、下記の図で、検索数の推移がわかります。
過去1年間の検索ボリューム(検索数)の推移
このように、Google広告のアカウント内のキーワードプランナーを使うことによって、Googleの検索数を調べることができます。
もっとも、キーワードプランナーは、
- Google広告のアカウントを持っていないと使えない
- 実際に広告費用を支払っていないと数値が適当すぎて使えない
という欠点があります。
広告のアカウント自体は無料で作れるのですが、Google広告に出稿していないと、
1000〜1万
という、非常に幅のある数字しかわかりません。
「キーワードプランナーが使えない」と言われる所以がここにあります。
Googleにお金を払っていなければ、超適当にしか検索数を教えてくれないのです。
4. キーワードの検索数を調べるなら無料で使える「Ubersuggest」で決まり!
そこで、キーワードの検索数を調べるツールは他にないのか、という話になります。
日本にもたくさんの検索数を調べるツールがありますが、
日本には、Googleの検索数を教えてくれる無料のツールはありません。
どのツールでも、Googleの広告出稿をしているアカウントで確認することができるキーワードプランナーで調べた数値はわかりません。
ですが、今では無料でGoogle広告の有料アカウントと同じように使えるツールが英語版ですがあります。
Ubersuggestというツールです。
「うるチカラ」で以前紹介した際には、大きな反響をいただきました。
使い方はとても簡単です。
キーワードを入れて、日本語に変換して「LOOK UP」をクリックします。
オーダー家具を調べてみると、
先ほど調べたGoogle広告の出稿アカウントと同じ、3600ということを確認することができました。
キーワードの検索数を調べるツールは、このUbersuggestで決まりですね!
詳しい使い方については、下記の記事をご覧ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
Ubersuggestが出るまでは、検索数を調べるのは一苦労だったのですが、このツールのおかげで検索数については解決したと言ってよいと思います。
皆さんもぜひUbersuggest使ってみてください!
最後までお読みいただきまして誠にありがとうございました!!