Yahoo!サジェスト設計スキル|検索需要を7分類でKW振り分け

Yahoo!サジェスト設計スキルの解説。検索・関連検索から採った需要語を7分類し、商品名・キーワード欄・広告へ自動で振り分けてYahoo!ショッピングの流入を伸ばします。

投稿日: カテゴリー EC×AI活用

このスキルを使うと、Yahoo!サジェストから採ったキーワードを7分類で商品名・キーワード欄・広告へ振り分けられます。

Yahoo!ショッピングの検索流入を伸ばそうとして、サジェストで出てきた語を片っ端から商品名に詰め込み、逆に読みにくくなってCVRを落とす。これは現場で繰り返し見る失敗です。本記事は、EC事業者のAI導入支援を19年・5,000社超に提供してきた株式会社オルセル(うるチカラ運営)が、その配置の設計を自動化する「yahoo-search-suggest-builder」スキルを解説します。Claude Code上でALSEL Agent Skillsとして動くスキルで、Yahoo!検索とYahoo!ショッピングのサジェスト・関連検索から需要語を採取し、7分類に整理して配置先まで指示してくれます。

このスキルでできること

このスキルは、集めたキーワードを「7分類」と「5つの配置先」に整理して返します。7分類とは、基本語・用途語・悩み語・対象者語・シーン語・季節語・競合語のことです。配置先は、商品名の先頭25字、商品名の中盤〜末尾、shopping-search-keywords(キーワード欄)、広告KW(アイテムマッチ)、コラム・ストアブログの5つです。

入力は、Yahoo!検索バーで採ったサジェスト、検索結果ページ下部の関連検索ワード、Yahoo!ショッピング内サジェスト、そしてストアクリエイターProの検索クエリレポートです。出力は、どの語をどこへ入れるかを配置先別に整理したキーワードセットと、3か月後の再採取スケジュールになります。たとえば「二つ折り財布 メンズ」をシードにすると、本革・薄い・カードたくさん・40代・プレゼントといった語が集まり、指名語と基本語は商品名の先頭へ、表記揺れはキーワード欄へ、悩み解決系はコラムへ、と自動で振り分けられます。

実際の使い方

起動は「Yahooサジェストから商品名に何を入れるか整理して」「サジェストキーワードを7分類して」といった自然文で行います。まず対象商品の基本語(最も短い一般名)を1〜3個決め、そこにサジェストと関連検索を貼り付けます。50音を末尾にぶら下げる「あいうえお法」で深掘りした語も一緒に渡せます。

処理は7ステップで進みます。シード決定、サジェスト収集、7分類への振り分け、検索ボリューム・CVR想定・競合強度による序列化、役割配分、除外語の判定、実装リストの出力です。ここで重要なのは、モール内サジェストは購買意図が強く、検索クエリレポートは実際の流入という「正解データ」である点です。スキルはこの優先度を踏まえて配置を決めます。商標権リスクのある他社ブランド名や、薬機法・景表法に抵触する効能訴求は除外語として弾かれるため、規約違反を避けやすくなります。商品名の最終チューニングはYahoo!商品名SEOスキルの解説記事で紹介したスキルへ、広告の入札設計は別スキルへと役割が分かれています。

導入による業務インパクト

サジェスト調査から配置設計までを手作業でやると、1商材あたり2〜3時間かかるのが一般的な感覚です。このスキルを使うと、語の分類と配置先の割り当てが数分で終わり、店長は「その配置で本当に売れるか」の判断に時間を使えます。取り扱いSKUが数十を超える店舗では、月間の作業削減効果が大きくなります。

ただし限界もあります。サジェストの出現頻度は検索ボリュームを一定反映しますが、正確な実数ではありません。最終的な効果検証は、ストアクリエイターProの検索クエリレポートで実流入を確認しながら3か月ごとに見直すのが現実的です。数字は目安として扱い、断定しない運用が安全です。

まとめ

このスキルは、Yahoo!ショッピングで「商品名に全部詰めて失敗する」状態から抜け出したい店舗に向いています。まずは主力商材を1つ選び、Yahoo!検索とモール内サジェストを10件ずつ採取して渡すところから始めるのがおすすめです。

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参考文献


【監修】齋藤竹紘(株式会社オルセル代表 / 19年・5,000社のEC支援実績)


投稿者: 齋藤竹紘

株式会社オルセル代表取締役 / うるチカラ編集長。19年・5,000社以上のEC支援実績を持ち、楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング・Shopify・Shopee越境ECの実装ノウハウを保有。AI×ECに関する書籍を3冊執筆。「現場で使えるAI実装」を一次情報として発信しています。

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