ネットショップ運営で失敗した7つの理由と成功の秘訣

投稿日: カテゴリー ネットショップ, 一覧

最近では、無料でネットショップ開設することができ、気軽に始められるようになりましたよね。

ですが、はじめてみたら全く利益が出ない、、、なんて方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回はネットショップ運営の失敗理由と成功の秘訣を紹介していきます。

1.ネットショップ運営の失敗7つの理由と成功の秘訣

ショッピングオンラインコンセプト - ノートパソコンのキーボード上のトロリーにショッピングカートのロゴを持つ小包や紙のカートン。オンラインウェブ上のショッピングサービス。宅配� ストックフォト

1-1.とりあえずはじめてみた

これはよくある失敗例です。

「小資本で簡単にはじめられる」というイメージで深く考えずに始めて赤字になってしまう、、、

ターゲットとコンセプトを曖昧なままはじめ、ユーザー側が何を売っている店なのかわからず購入を迷い、結果的に売上げに繋がらない、、、

このように、とりあえずはじめてみた方は予算やターゲットとコンセプトの事前計画ができていないがゆえに失敗してしまうケースが最も多いです。

このような失敗をしないためにもしっかりと事前計画を立てることは大切です!

まず、予算については、初期費用だけでなく毎月のランニングコストや、仕入れ、手数料など想定外の出費がかかります。

様々な出費も考慮して開店前には必ず綿密な事前計画を練るようにしましょう。

次にターゲットとコンセプトでは「誰に対して、何の商品を、どのように売っていくのか」を明確にしましょう。

明確にすることで商品の売り出し方やブランドの世界観も統一することができ
ユーザーからの信頼獲得が売上向上にもつながります。

1-2.集客の重要性ややり方がわからない

検索エンジン最適化, ソ, 検索エンジン, ブラウザ, 探す, インターネット, Www, Http, ウェブ

「はじめる」ことに重点を置いてしまい、開業後に思うような集客や接客ができずに失敗してしまうというのもよくあるケースです。

まず、そもそもネットショップにおいてなぜ集客が必要なのでしょうか。

ただネットショップを開設しただけではユーザーは来店してくれません。
まずはユーザーに見つけてもらう必要があります。そこで集客が重要なのです!

では、どのようにしてユーザーを呼び込めばよいのでしょうか。

最も有益な方法はSEO対策です。

SEOとは、Googleを始めとする検索エンジンで適切なキーワードで検索順位1ページ目以内(10位以内)に表示させることを言います。

SEO対策を行い、あるキーワードで自社が上位に表示されればユーザーを
自社のサイトに流入してもらえる確率は増えるでしょう。

ここでのポイントはキーワードです。このキーワードの選定と、選定のためのキーワードリサーチが最重要なのです。
キーワードリサーチに時間をかければかけるほど集客はアップします。

キーワードリサーチの際は以下の3点をおさえて行いましょう。

  1. 思い込みを捨てる
  2. 時間を十分にかける
  3. 自分で考えたキーワード・自社が現状ランクインしているキーワード・ライバルのキーワードを調べる

キーワードリサーチの後は、選定したキーワードと商品名をページのタイトルタグとH1タグに含ませるという方法が具体的な対策の1つになります。

さらにSEO対策では、コンテンツに質を上げることも重要です。

検索エンジンはユーザーの検索意図に沿って最適なページを表示するため、有益な内容のコンテンツは高く評価されます。

また、成功の秘訣はSEO対策を一度で終わらせるのではなく定期的に継続して繰り返し行うことです。地道な作業ですがコツコツ続けていきましょう。

1-3.リピーターが獲得できない

リピーターが獲得できないネットショップは新規顧客に頼ることになります。顧客に積み重ねがなければ売上は平行線のまま上がらず失敗してしまいます。

また、新規顧客獲得にはリピーター獲得に比べて何倍もコストがかかると言われていますが、リピーターの獲得には多大な広告費や人件費もかかりません。リピーターを獲得できればコストを抑えて効率よく収益を上げることができるのです。

実際のリピーターを獲得する方法はさまざまありますが、まずはユーザー1人1人の満足度を上げていくことが大切です。

満足度をお高める方法は以下のようなものがあげられます。

  • 商品を期待以上のものにする
  • 注文から発送までを迅速に行う
  • 梱包を丁寧に行う
  • 商品にメッセージを同封する

そのほかにも以下のような方法でリピーター獲得を狙うことができます。

  • メルマガ配信
  • ダイレクトメール配信
  • ブログ作成
  • SNSのプロモーション

このような施策を活用してリピーターの獲得から売上向上を目指しましょう!

1-4.接客に失敗している

スーツを選ぶ男性を支援する女性の売り手 - 接客 服 ストックフォトと画像

接客というと実店舗での接客をイメージされる方も多いでしょう。ですがネットショップでも接客は売り上げに繋げる大切な要素なのです。

ネットショップにおける接客とは「ユーザーにとって便利で見やすいサイト構成にするということ」です。

接客に失敗してしまう、つまりサイトの構成がうまくいっていないと
サイトに流入してくれても購入に至らず、売上を上げることができないのです。

「皆さんはサイトの読込が遅くなかなか開かなかったらどうしますか。」

ページから離脱し、他のページに移動するのではないでしょうか。多くのユーザーは離脱して別のサイトにいってしまいます。

また、パッと見て「見にくい」「わかりにくい」と感じただけで画面を閉じてしまう人も多いのが現状です

では、使い勝手の良いサイトにするにはどのようにした良いでしょうか。

ここでは、Googleツールの活用がおすすめです。
Google Analytics(グーグルアナリティクス)は知っている方も多いでしょう。

アナリティクスでは、リアルタイムで何人がサイトにいるのかなどのトラフィック情報を見ることができるだけでなく、どこのページで離脱したか確認することができるので、離脱率が多いページでは何か改善の余地があるかもしれないと調べることができます。

実際に商品を探して購入に至るまでの流れを一度試して、購入ボタンがわかりにくいや読込が遅いなど使いにくいと感じるところを確認し、改善していきましょう。

また、商品画像や説明文も自分がユーザーなら何を知りたいかという目線で書きましょう。

ユーザー目線で使いやすく便利なサイトかどうかを一番に考えることが大切です!

1-5.顧客対応が疎かになっている

モバイル技術は、彼女が整理するのに役立ちます - 接客 ストックフォトと画像

顧客対応が良くないお店は続々と閉店しているのが現状です。
その要因と言えるのはSNSを通じた口コミです。

SNSが主流の現在は、圧倒的なスピードで情報が共有拡散されます。
悪い口コミが広まれば、どんなに人気があった店舗でも倒産の危機を迎えてしまう可能性は十分にあるのです。

また、対応が悪ければユーザーは他のお店に流れ、リピーターを失ってしまうことも考えられるのです。そのため顧客対応の良し悪しはリピーター獲得につながっていると言えます

では、ネットショップでの顧客対応とは具体的にどのようなものが挙げられるでしょうか。

例えば、、、

  • 問合せや質問への対応
  • 注文から配送の早さ
  • 梱包の丁寧さ

などが挙げられます。

注文や問い合わせをした後の時間は、

「お店側からレスポンスが届くまではの時間=ユーザーは不安を感じている時間」です。

顔が見えないネットショップだからこそ実店舗以上に丁寧で迅速な対応が求められます。良い口コミが増えれば、リピーターの獲得や新規顧客の獲得にも繋がります。

サイトの設計と同様にユーザーのことを第一に考えた対応を心がけましょう。

1-6.人に頼りすぎる

在庫管理などで忙しかったり、詳しいことがわからなかったりという理由でWEB代理店にサイトの運営を頼んでいる方もいらっしゃるでしょう。外注が悪いわけではありません。

ですが、すべてを任せっきりにすることが失敗に導いてしまうのです。

例えば、、、

「WEB代理店でネットショップを作ったが、店名で検索をかけてもヒットしない」という経験をした方もいるのではないでしょうか。

そんな時、「作成して間もないため、まだGooglebotに審査してもらえていないので待ちましょう。」という代理店がほとんどだと思います。

これは間違いです!

実は、GooglebotはGoogleサーチコンソールを使い、呼ぶことができます。
この知識を知っていれば、効率的に検索順位を上位に表示させることができますよね。

代理店はその道のプロではありません。言われたことをうのみにしてしまうと結果がでるのが遅くなったり時には不要な損失をしてしまったりすることもあります。

特にSEO対策では、どのようなキーワードで流入してきているのか自分で時間をじっくりかけて行えば行うほど結果は出ます。

想定外のキーワードが見つかれば一気に検索上位に表示される可能性も高まります。

自分全てを任せるのではなく自分で現状把握を行ったり、知識をつけて今後の売上向上に役立てていきましょう!

1-7.差別化ができていない

誰もが簡単にネットショップを開設できるようになり、同じような商品が目立つようになりましたよね。
ここで「差別化」を行わないと大手企業の商品や価格が安い商品ばかり売れ、自社の商品が埋もれてしまい、失敗してしまいます。

では、「差別化」とは何でしょうか。

「差別化」とは、

「他ではなく、自分のお店や商品を選んでもらうための理由づくり」です。

では、具体的にどのような理由づくりの方法があるのか見ていきましょう。

・コンセプトによる差別化
「どんな特徴を持つお店なのか」といったお店全体の基本方針を持つことです。
種類が豊富であったり贈答用商品が得意だったりといったお店の特徴を打ち出すことで差別化できます。

・商品による差別化
最もわかりやすいのは「オリジナル商品」です。唯一無二の商品があれば差別化できます。そのほかにも、「日本で取り扱いの少ない商品」や「セット売りにして付加価値をつける」など差別化をする方法があります。

・価格による差別化
同じような商品ではどうしても価格競争になってしまいます。
ですが、圧倒的に安い商品でない限り価格で差別化をするのは難しいです。なので、「期間限定の割引」や「セット割」などの工夫をして価格で差別化を図るのも一つの方法と言えるでしょう。

・伝え方による差別化
ここでは、伝え方で差別化を図る2つの方法を紹介します。
1つめは、「事実に基づく伝え方」です。リピー率や満足度などエビデンスに基づいて商品の良さを伝える方法です。
2つ目は、「情緒的な伝え方」です。商品が出来上がるまでのストーリーを伝えることで価値を感じてもらう方法です。このように伝え方一つでも他社と差別化することはできます!

 

2.まとめ

今回はネットショップ開設でありがちな失敗理由から成功の秘訣についてみてきました。

いかでしたでしょうか。

少しでも当てはまるものがあるなら、これから改善し売上向上のチャンスです。その参考になれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 


お問い合わせ

  • 今すぐつかえるshopify本
     
  • Shopify活用本