SEO業者にはもうだまされない!そのための正しいSEO対策とは?

投稿日: カテゴリー SEO

モール、自社ECを問わず、ネットショップをやられていると一度はSEO業者からの営業電話やメールを受け取ったことがあるかと思います。

 

実際に、SEO対策を業者に依頼をしてしまい、詐欺まがいの行為にあわれた方や、すごく名前の知れた大企業のSEO業者様だからと安心して契約をしたものの、何の結果も出なかったと、悔しい思いをされた方など、SEO業者にはあまりいいイメージをお持ちでない方も多いのではないでしょうか。

 

一方で、SEO対策というのは、本当にうまくいくと集客において無類の強さを発揮するものでもあります。

 

だからこそ、1度騙されても、他の業者なら・・・と2度3度と騙されてしまうこともあるようです。

 

そこで、もう2度とそのような悔しい思いをしないために、

 

今までのSEO対策がどういったものだったのか
今のSEO対策というものはどういうものなのか

 

を、ここではあまり難しい話はせず、最低限知っておけば、もうだまされることがなくなるように、簡単にわかりやすく説明をしていきます。

1.今までのSEO対策とは?

 

今までのSEO対策とは?

 

今までのSEO対策は、

 

①キーワードをもりこみます
②被リンクを増やします
③ページを量産します

 

以上の3つを行おうとする会社が多かったのではないでしょうか。

 

確かに、当時、この方法はある程度実際に効果も出てはいました。

その理由を、ごくごく簡単に言ってしまえば、

 

グーグルの検索ロボットがそこまで賢くなかったから!

 

です。

 

グーグルは昔から検索ユーザーのニーズに答えるように検索結果を表示させようとしてきました。

しかし、AIなどがない時代、それは、コンテンツの内容のボリュームに加え、キーワードの量や被リンクの量の多さという指標で判断していました。

 

ですので、今までのSEO対策というのは、キーワードや被リンクに対して、物量作戦をとるというものがほとんどだったのです。

 

 

2.なぜ騙されてしまったのか

 

なぜ騙されてしまったのか

 

一番の理由は、検索キーワードのボリュームを正しく理解できていなかったからです。

SEO業者は、実際にあるキーワードでは、1ページ目に表示をさせていました。
(それすらもやらない業者もありましたが・・・)

 

問題は、そのキーワードが、なんらページのアクセスにつながらないキーワードだったからなのです。

検索結果からアクセス数を稼ぐのであれば、そのキーワードで月に何人の人が検索をしているのか、そこが重要になってくるのです。

それが月に10人も検索している人がいないキーワードで1ページ目に来たとしても、アクセス数をアップさせるのは無理ですよね。

 

聞いてしまえば、当たり前に思えるかもしれませんが、キーワードのボリュームなどわからないですし、それっぽいキーワードを言われると、いいんじゃないかなと思ってしまうのもしょうがないです。

 

悪いのは、そこを突いてくるような悪徳SEO業者です!

 

しかし、キーワードをもりこむだけ、どうでもいい被リンクを増やすだけのSEO対策は、本当に検索ユーザーのためになっているのでしょうか?

答えは、NOです。

 

 

3.今までのSEO対策は今!

 

Google

 

今までのような小手先だけのテクニックを用いて、ユーザーのためには全くならないようなSEO対策をいつまでも許すようなことを、グーグル先生がするはずがありません!!

 

グーグルは相次ぐアップデートで今までのようなSEO対策を無効化し、さらに、酷いものにはペナルティを与えることで、検索順位の大幅な下落、ランク外への追放など大ナタを振るったのでした。

 

ただ、この大ナタの直接的な影響を受けてしまったのが、SEO業者を信じて対策を行ってしまっていた店舗様だったのが残念でなりません。

 

最近、検索順位や検索からの流入が極端に減ってしまったな?とお感じの方はいませんか?

 

それは、もしかしたら、以前にしたSEO対策が原因で、検索順位を落とされてしまっている可能性があります。

 

そのような方は、最悪、ドメインを変更しないと対応が効かなくなる可能性もあるので、以前の対策状況などをもう一度しっかりと確認しておくようにしてください。

では、今のSEO対策とはどういったものなのでしょうか。

 

 

4.今の正しいSEO対策とは?

 

 

今も昔も、グーグルの言っていること自体に変化はありません。

 

検索ユーザーのためになるようなページを検索順位の上位にする。

 

変わったのは、この検索ユーザーのためになるページの判断基準です。

今の判断基準は、

 

①検索キーワードに対する情報をしっかりと提供しているかどうか
②販売サイトとかではなく、専門性がある人が情報を発信しているかどうか
③誤字脱字などがないかどうか、ちゃんとした文章になっているかどうか
④スマートフォンにちゃんと情報が入っているかどうか

 

以上の4点を基準に検索順位のランク付けを判断しているようです。
※ほかにももっと多くの基準がありますが、特に重要な部分のみをピックアップしております。

 

ですので、今の正しいSEO対策とは、ユーザーのためになる良質な情報をしっかりと提供するサイトを作ることです。

 

これには、近道は存在しません!

 

地道にコツコツと正しいやり方で、正しい情報を提供していくのみです。

本当に短いですが、これが今の正しいSEO対策です。

近道は存在しないのに、今のSEO業者はどういった対策をすると言ってくるのか。

 

 

5.こんなSEO業者には気を付けろ!

 

 

現在のSEO対策をする業者の中で注意すべきは、以下の3パターン。

 

①今までのような対策をするSEO業者
②コンテンツを全部やりますSEO業者
③コンテンツの代行だけやりますSEO業者

 

①に関しては、結果を出すのはなかなか難しくなっています。

ただ単に、キーワードを増やす、被リンクを増やすといった対策では、ペナルティを受ける可能性しかないので、このような提案をしてくるSEO業者さんには、ものすごく注意をするようにしましょう。

話を聞く必要もないかもしれません。

 

ただし、キーワードをもりこむではなく、サイトの内部対策として、html構造を最適化するという対策は、多少の効果がある対策と言えます。

現状のサイトのhtml構造が壊滅的によくないような場合には、こちらの対策をしておくことも、SEO対策として、多少の効果を得られます。

 

しかし、そこまで大きな効果は期待できないため、仮に対策をしたとしても、得られる満足感はかなり少ないものとなるでしょう。

 

 

②に関しては、全部任せられるのでものすごく楽ちんなSEO対策です。

しかし、このような対策は手間がなく楽なだけにより注意が必要です。

こういった場合、サイト構築の初期費用でいくら、作るコンテンツの量でいくら、コンテンツの追加でいくらといった感じの料金設定になっている業者が多いです。

 

トータルで数百万になることも多いようです。

 

ちゃんとやってくれる業者であれば、こんなに楽なサービスはありませんが、えてして、コンテンツサイトとコンテンツを作ったものの成果がまるで出なかったということが多いようです。

 

このようなSEO業者に依頼を考える場合には、

 

できたサイトの権利の帰属お及び管理関係を確認すること
どういったキーワードで対策をし、そのキーワードがどれくらいのボリュームなのかを確認すること
各コンテンツの対策キーワード及び内容をチェックすること

 

ができるのかを確認することなどです。

また、実績としてどういうサイトがあるのかもチェック項目の一つになります。

 

こういうことを提示できない業者はまず注意をしてください。

さらに、出してきたとしても、都度のチェックができるのか、チェックができた場合に修正依頼が可能なのかなど任せる側が主導権を握れるようになっていないような業者には注意をすべきでしょう。

 

③に関しては、インタビューをしてコンテンツを書いてくれるだけにこれも楽にコンテンツを増やせるサービスです。

②同様、楽ができるサービスには注意が必要です。

 

どういったキーワードで対策をし、そのキーワードがどれくらいのボリュームなのかを確認すること
各コンテンツの対策キーワード及び内容をチェックすること

 

ができるのかを確認することなどです。

これらのチェックができない業者はもちろんのこと、チェックができた場合に修正依頼が可能なのかなど任せる側が主導権を握れるようになっていないような業者には注意をすべきでしょう。

修正回数の制限が少ないところも同様に注意すべきでしょう。

 

6.まとめ

 

いかがでしょうか。今後、SEO業者に対する場合には、キーワードに関して、どういったことをしてくれるのかを確認するようにしてください。

そして、そのキーワードがどれだけの検索数があり、アクセスがどれだけ見込めるのかも併せて確認するようにしてください。

SEO対策に近道があるというような甘い言葉には特に気を付けるようにしてください。

ご自身が正しいSEOの知識を持っていただくことが、騙されない一番の秘訣です。


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