楽天市場で成功するために必ず知っておくべき5つのポイント

投稿日: カテゴリー 楽天市場

楽天市場の成否を分ける最大のポイントは、「知っておくべきことを知っているかどうか」です。

出店を決める前、遅くとも開店するまでに楽天市場で成功するにはどうしたら良いのかを知っているのと知らないのとでは、成功確率に圧倒的な差が出ます。

もし知らなければ、本来出店すべきでないのに出店してしまったり、担当のECコンサルや電話営業から必要でない広告やツールを購入してしまったり、やっておけば売上が上がった施策に気づかなかったりして、失敗してしまいます。

今回は、3年以内に半分以上の店舗が退店してしまう競争の激しい楽天市場で成功するために必ず知っておくべきポイントをまとめました。

私は楽天市場の出店者を約15年サポートしてきました。セミナーやコンサルティング、制作や運営サポートなどでたくさんの出店者を見てきた経験から、

「これだけは知っておいていただきたい!」

というものを挙げてみました。

それでは始めます!

1.リサーチを何より先にする

research

 

リサーチとはライバル・ユーザー・自社の状況を調べることです。

ネットビジネスは何よりもリサーチ力が大切です。そしてそれは楽天市場も変わりません。なぜなら、ネットビジネスはインターネット上でビジネスの内容が公開されているからです。

  • ライバルサイトの商品や価格だけではなく、
  • レビューの数や内容
  • 商品名
  • キャッチコピー
  • キーワード
  • 商品写真や動画のクオリティー
  • ページのデザイン

等、リサーチすべき項目は多岐に渡ります。

また、Nint ECommerce のようなライバルサイトを丸裸にするツールを使って徹底的に調べるのも成功するためには必要です。ライバルサイトの売上規模や広告費等、様々なことを知ることができます。

2.集客と接客をごちゃ混ぜにしない

ネットショップの売上の公式というものがあります。

アクセス(トラフィック)×コンバージョン(転換率)×平均単価=売上

というものです。ネットショップをやっている人は一度は聞いたことがあるものです。

アクセス・コンバージョン・単価の3つの項目をあげていくことで売上は必然と上がり、ネットショップは成功するというものでこの公式は重要です。

売上が上がらないからページをリニューアルする、という方がいますが、そもそもなぜ売上が上がらないのかをこの3つに分けて分析しなければなりません。

そして、ページのリニューアルというのはコンバージョンをあげたり単価を上げたりする、ネットショップの「接客」面での施策になりますが、立ち上げたばかりのショップの売上が上がらない原因は「集客」ができていない、つまりアクセスがない、ということの方が多いです。

ページのリニューアルでアクセスの改善はできません。

数字をよく見ること、接客と集客を分けて考えること、そしてそれぞれの課題にあった対策を打つことが大切です。

3.楽天市場の仕組みを理解する

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楽天市場で成功するためには、楽天市場の仕組みを深く理解しなければなりません。

  • GOLDページは特別なページではなく、フリーのページであること
  • スーパーセール等のキャンペーンにはきちんと参加した方が良いこと
  • 画像は綺麗に作り込んだ方が良いこと

等の基本的な事項だけではなく、

  • 楽天市場のプランは、最初の1年はがんばれプランで十分なこと
  • 売上が180万円以上ないショップも、商品数が多い場合を除いて同様にがんばれプランで良いこと
  • レビューが重要ではないとはいえ、レビューは最低1つは何がなんでも入れないと検索で不利になること
  • ECコンサルの言いなりに広告を貼っても良い結果は生まれないこと
  • 楽天の検索エンジンの問題で、キーワードは楽天のルール上、あまり入れてはいけないということになっているとはいえ、入れなければ検索で不利になってしまうこと
  • 楽天の検索からの流入が70%以上であるため、楽天SEOをどのように行うのかが楽天市場での成功の大きな鍵になること
  • とはいえ、楽天SEOの業者に依頼してもお金を無駄にしてしまうこと
  • 楽天SEOは自力でやらなければならないこと
  • 売上が高いショップは楽天市場で優遇されていて、超格安で広告を購入することができたりと、不平等なマーケットであること

等も早いうちから理解した上で運営に取り組む必要があります。

4.ライティングとオファー 

writing

ライティングは文章をどのように書くのかというテクニックのことです。

ネットショップになるとどうしてもデザインの話になりがちですが、デザインよりも大事なのはライティングです。

ユーザーはデザインよりもどのようなことが書いてあるのかで購入するかどうかを判断します。

魅力的でユーザーを惹きつけるライティングを行わなければなりません。

自社の目線ではなく、ユーザー目線のライティングを行います。

ライバルをリサーチするだけではなく、ライバルや自社のレビューをよく見て、ライティングに真剣に取り組みます。

一方、オファーとは

  • 「今ならポイント5倍」
  • 「プレゼントつき」
  • 「下取りで20,000円引き」
  • 「2枚買ったら500円引き」

等の、お客様の背中を押すようなサービスのことをいいます。テレビ通販はオファーのオンパレードです。

オファーについても、ライバルをよく研究したり自身で勉強したりして、できる限り良いオファーをできるようにします。

自社が当たり前のようにやっていることが実はユーザーを惹きつけることができる素晴らしいオファーだったケースもあります。

ネットといえど、お客様の心を奪わなければならないのはリアルのセールスと同様です。

ライティングとオファーを磨きましょう。

5.ライバルよりも良い商品を準備すること

例えば、フィギュア好きであれば誰もが必ず欲しいフィギュアが、日本で自分のショップでしか買えないとします。

そして、そのフィギュアの写真はあまり鮮明ではなく、しかも1枚しかショップに登録しておらず、説明もそれほど細かく書かなかったとします。

それでもそのフィギュアはあっという間に売れるでしょう。

これは実際にあった話です。

良い商品に勝るものはありません。

できるなら、ライバルショップに必ず勝てるような商品を登録します。

また、商品それ自体ではなく、ライティングや画像を変えるだけで全く違った商品のように生まれ変わらせることもできます。

さらに、例えば自分の商品とスターバックスのコーヒー豆とをセットにして販売すれば、日本でたった一つのスタバのギフトセットができるかもしれません。

ライバルに勝てる商品を準備する努力も徹底的にします。

最後に

いかがでしたでしょうか。

出店をお考えの方も、運営中の方も、ぜひここで述べたポイントを抑えて楽天で成功していただければと思います。

最後までお読みいただきまして誠にありがとうございました!


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