【HTML】メタタグとは?これだけは押さえておきたい4つの使い方

投稿日: カテゴリー EC・WEBノウハウ

メタタグは聞いたことがあっても、あまり理解されていない方も多いのではないでしょうか?

ページに表示されない部分なので、あまり意識も向かないと思います。

しかし、メタタグを正しく指定すると、ユーザーによって、より見やすいサイトにできますし、検索エンジンにとっても情報が伝わりやすくすることができます。

ですので今回は、そんなメタタグの中でも最低限押さえておくべき4つの使い方について順番に紹介していきます。

HTMLについてあまり理解していない方は、まずはこちらをご確認ください。

初心者向けHTMLの基礎知識

 

1.メタタグとは

メタタグは、サイトの情報を検索エンジンやユーザーに伝えるために必要なタグです。

headタグ内に記述します。そのためサイトには表示されません。

 

2.メタタグの押さえておきたい4つの使い方

それでは、4つの使い方を順番に見てきましょう。

 

2-1.文字エンコード

文字エンコードを指定することで、文字化けを防ぐことができます。

ちなみに文字エンコードとは、コンピュータは数字しか理解できないので、その数字を言葉に変換するものです。

いくつか種類がありますが、例えば下記のようなものがあります。

  • UTF-8
  • Shift_JIS
  • EUC-JP

原則として「UTF-8」を使用することが今はスタンダードです。

 

2-2.メタディスクリプション

メタディスクリプションは、検索結果のタイトルの下に表示されるサイトの説明文です。

検索結果に表示されるメタディスクリプションの最大の文字数が120文字程度であることから、その文字数以内で簡潔に記入しましょう。

検索結果に表示される部分なので、文章次第でクリック率が上がり、アクセス数アップにも繋がる大事な部分です。

また、検索されたキーワードで一致する文字があると太字で表示されます。そのため、検索されそうなキーワードを入れておくと尚良いです。

 

2-3.スマホページの最適化

「viewport」を設定することで、スマホやタブレットでも最適なページをユーザーに見ていただくことができます。

これはスマホ用ページには必須ですし、PC/スマホで同じページを表示するレスポンシブにも必須です。

近年スマホからのアクセスが増えてきているので、必ず書いておきましょう。

 

2-4.検索エンジンを操作する

サイト内に低品質なページがある場合には、Googleはサイト評価を落とします。そのため低品質なページは削除した方がいいのですが、そうしたくない場合は「noindex,nofollow」を使って対策することができます。

なお、低品質なページの定義は、「Webmaster Guidelines – Search Console Help

」でご確認ください。

「noindex,nofollow」を理解するには、検索順位が決まるまでの3つの工程を知る必要があります。

その工程は、以下の通りです。

1.クロール
ページのリンクを追跡する(follow)

2.インデックス
記憶する(index)

3.ランキング
検索順位を決める

つまり、「noindex,nofollow」とは、クロールもインデックスもしないようにして、そのページが検索結果に表示しないようにGoogleに伝えることができます。

低品質のページが評価されなくなったことにより、サイト全体の評価向上に繋がります。

 

まとめ

いかがでしたか?

今回は大事な属性に絞り紹介いたしました。

この中で、記述していない属性があれば指定しておきましょう。

あなたのサイトが少しでも高評価されることを望んでいます。

 

更にSEO対策をされたい場合はこちらの記事もおすすめです。

【2021年最新版】SEOに最適なtitleタグの文字数は?

ぜひ合わせて読んでみてください。


投稿者: 齋藤竹紘

齋藤 竹紘(さいとう・たけひろ) 株式会社オルセル 代表取締役 / 「うるチカラ」編集長

   
Experience|実務経験
2007年の株式会社オルセル創業から 17 年間で、EC・Web 領域の課題解決を 4,500 社以上 に提供。立ち上げから日本トップクラスのEC事業の売上向上に携わり、 “売る力” を磨いてきた現場型コンサルタント。
Expertise|専門性
技術評論社刊『今すぐ使えるかんたん Shopify ネットショップ作成入門』(共著、2022 年)ほか、 AI × EC の実践知を解説する書籍・講演多数。gihyo.jp
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自社運営メディア 「うるチカラ」で AI 活用や EC 成長戦略を発信し、業界の最前線をリード。 運営会社は EC 総合ソリューション企業株式会社オルセル
Trustworthiness|信頼性
東京都千代田区飯田橋本社。公式サイト alsel.co.jp および uruchikara.jp にて 実績・事例を公開。お問い合わせは info@alsel.co.jp まで。

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