【2020年最新版】パンダアップデート完全ガイド

投稿日: カテゴリー SEO

「パンダアップデート」はSEOに取り組んでおられる人は一度は聞く言葉です。

パンダアップデートが日本でスタートしたのは今から6年以上前に遡りますが、パンダアップデートは今でもSEOの世界に多大な影響を与えています。

この記事では、SEOに取り組む全ての人たちがパンダアップデートについて知っておくべきことをまとめました。

最後まで読んでいただければ、「パンダ博士」になっていただけることを保証いたします!

それではさっそく始めます!!

1.パンダアップデートとは

パンダアップデート 日本

(ウェブマスター向け公式ブログより)

パンダアップデート以前のSEOの世界では、現在のように本当にユーザーにとって素晴らしいWEBサイトが検索で上位に表示にされるとは必ずしも言い難いものでした。

  • 盗用されたWEBページ
  • ユーザーにとってまるで役に立たないWEBページ
  • 品質の低いWEBページ

が検索上位を占めるような状況になり、Googleはこれらのいわゆる「WEBスパム」に早急に対応する必要がありました。

パンダアップデートはこれらのWEBスパムを排除し、ユーザー体験を向上させ、低品質サイトの検索エンジンでのランクを下げる、Googleのアップデートの歴史の中でもっとも有名なうちの一つの超重要なものでした。

2011年2月に英語圏でスタートしたこのパンダアップデートは、日本では翌年の2012年7月18日に発表されました。

パンダアップデートはこの1回のアップデートではなく、小さなアップデートを含めると2015年7月まで28回行われ、2016年にはGoogleのアルゴリズムに組み込まれることになります。

 

 

2.パンダアップデートでペナルティーを受ける対象

 

 

パンダアップデートにおけるペナルティーの対象となったWEBページのコンテンツは以下のようなものです。

  1. 内容の薄いコンテンツ・・・数行しか書いていないコンテンツたくさんあるWEBサイト
  2. 同一サイト上に重複コンテンツがある場合
  3. 複数のWEBサイト上に同一のコンテンツがある場合
  4. 低品質のコンテンツ・・・ユーザーが読むに値しないWEBサイト
  5. 機械生成コンテンツ・・・プログラムを使って機械的に作ったコンテンツ
  6. 文章が短いコンテンツ
  7. 誤字脱字が多いコンテンツ
  8. WEBサイトに複数のテーマがある場合・・・WEBサイトのテーマが絞りきれていない場合
  9. 根拠のない情報が書かれているコンテンツ
  10. キーワードを詰め込んでいるコンテンツ
  11. 短く低品質なコンテンツが多数あるWEBサイト
  12. 検索クエリとマッチしていないコンテンツ
  13. 広告が多すぎるコンテンツ

3.パンダアップデート対策の基本

 

パンダアップデート以前は、2で述べたようなペナルティーを受けるべきWEBサイトが検索上位を占めていました。

SEOの世界は、

  • キーワードの入れ込み
  • 被リンク対策

がゴールだったのです。

パンダアップデートにより、SEOはこのようなテクニカルなものからようやく

「ユーザーのため」

に重点が置かれるようになりました。

ここで初めて、「コンテンツの質と量」、つまりユーザーのために努力してWEBサイトづくりをする人たちが報われるようになったのです。

それでは、具体的にパンダアップデートに対してはどのような施策を行えばよいのでしょうか。

この点について、Googleのジョン・ミュラー氏は以下のように述べています。

「最低これだけの長さを書けばよい、1日あたりこれだけの数の記事をアップすればよい、WEBサイトにはこれだけの数のWEBページが必要だ、などという基準はない。ほとんどの場合、量より質である。Googleのアルゴリズムはユーザーにとって高品質でユニークで魅力的なコンテンツを提供するように設計されている。WEBサイトを最高品質にする努力をすることべきであって、低品質なコンテンツでWEBサイトを埋めるようなことをしてはならない」

つまり、パンダアップデート対策の基本は、

「あなたが上位表示をしたいキーワードで検索をするユーザーにとって、最高に役に立つコンテンツを作る」

ということになります。

4.ペナルティーを受けたかどうかを知る方法

 

 

最も明らかな兆候は、トラフィックの減少です。

アルゴリズムのアップデート中にトラフィックが減少した場合には、パンダアップデートの影響を受けている可能性があります。

また、あなたのWEBサイトの

  • 直帰率
  • シェアされている数
  • コメントの数

が悪い場合には、パンダアップデートの影響を受けているか、もしくはこれから受ける可能性があります。

コンテンツを客観的に公正にみて、高品質と言えるかどうかを常に見極めなければなりません。

5.ペナルティーを受けた場合に取るべき対処方法

現在では、パンダアップデートは大掛かりなもの以外はGooogleから発表されることはありませんが、だいたい1ヶ月に1回の頻度で行われていると考えられています。

また、パンダアップデートは数回の更新を経て再インデックスが完了することもあるため、少々時間がかかることがあります。

これまで述べてきた通り、パンダアップデートは「コンテンツの質」に関するアップデートです。

まず、質の悪いコンテンツに関しての扱いについてですが、この点に関してGoogleのゲイリー・イリーズ氏は以下のように述べています。

「パンダアップデートのためには質の悪いコンテンツを削除するよりも高品質の内容を追加した方がよい」

よって、削除するのではなくより良い品質のコンテンツになるように内容を追加するようにしなければなりません。

また、ページの品質が良いのか悪いのかわからない場合には、ページの直帰率やシェア数、滞在時間などを総合的に考慮して判断してください。

その他、Googleは品質の評価基準について、WEBマスターブログで下記のような項目を挙げています。

  • あなたはこの記事に書かれている情報を信頼するか?
  • この記事は専門家またはトピックについて熟知している人物が書いたものか? それとも素人によるものか?
  • サイト内に同一または類似のトピックについて、キーワードがわずかに異なるだけの類似の記事や完全に重複する記事が存在しないか?
  • あなたはこのサイトにクレジット カード情報を安心して提供できるか?
  • この記事にスペルミス、文法ミス、事実に関する誤りはないか?
  • このサイトで取り扱われているトピックは、ユーザーの興味に基いて選択されたものか?それとも検索エンジンのランキング上位表示を目的として選択されたものか?
  • この記事は独自のコンテンツや情報、レポート、研究、分析などを提供しているか?
  • 同じ検索結果で表示される他のページと比較して、はっきりした価値を持っているか?
  • コンテンツはきちんと品質管理されているか?
  • この記事は物事の両面をとらえているか?
  • このサイトは、そのトピックに関して第一人者(オーソリティ)として認識されているか?
  • 次のような理由で個々のページやサイトに対してしっかりと手がかけられていない状態ではないか?
  • コンテンツが外注などにより量産されている
  • 多くのサイトにコンテンツが分散されている
  • 記事はしっかりと編集されているか? それとも急いで雑に作成されたものではないか?
  • 健康についての検索に関し、あなたはこのサイトの情報を信頼できるか?
  • サイトの名前を聞いたときに、信頼できるソースだと認識できるか?
  • 記事が取り上げているトピックについて、しっかりと全体像がわかる説明がなされているか?
  • 記事が、あたりまえのことだけでなく、洞察に富んだ分析や興味深い情報を含んでいるか?
  • ブックマークしたり、友人と共有したり、友人にすすめたくなるようなページか?
  • 記事のメインコンテンツを邪魔するほど、過剰な量の広告がないか?
  • 記事が雑誌、百科事典、書籍で読めるようなクオリティか?
  • 記事が短い、内容が薄い、または役立つ具体的な内容がない、といったものではないか?
  • ページの細部まで十分な配慮と注意が払われているか?
  • このサイトのページを見たユーザーが不満を言うか

ペナルティーを受けたとしても焦ることなく、コンテンツを一つずづチェックしてアップグレードしてあげてください。

必ず問題は解決するはずです。

6.まとめ

いかがでしたでしょうか。

先に述べましたが、パンダアップデートは2016年にGoogleのコアアルゴリズムの一部になりました。

パンダアップデートのおかげでSEOはより良い世界になり、現在ではパンダアップデートの各項目はSEOの「常識」になりました。

ぜひみなさんの素晴らしいコンテンツにどこかでお会いできることを楽しみに本記事をまとめました。

ご参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきまして誠にありがとうございました。

 

 

 


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