楽天AIコンシェルジュ商品比較で選ばれる店の情報設計5手順|注文額17%増

投稿日: カテゴリー EC・WEBノウハウ

楽天AIコンシェルジュとは、楽天市場で会話しながら商品を探し比べられるAI機能です。

楽天市場のAIコンシェルジュに2026年7月、最大4商品を並べて価格・サイズ・特長・配送期間を一覧で比べる「商品比較」と、商品ページに移らずに特長やレビュー、注意点を深掘りできる「詳細を聞く」が加わりました。比較表に自店の商品が載るか、載ったときに選ばれるかは、商品ページに「AIが読み取れる形で情報が書かれているか」で決まります。楽天の発表では、AIコンシェルジュを使った人の購入決定までの時間は約41%短縮され、平均注文金額は約17%上がっています。本記事は、EC支援19年・5,000社超の実績を持ち、AI導入支援は2023年から提供する株式会社オルセル(うるチカラ運営)の現場知見にもとづき、比較軸に載る商品情報の設計を5つの手順とプロンプト5本で解説します。自店の売れ筋10商品で、来週どの項目から直すかが決まる状態を目指します。

AIコンシェルジュの商品比較が店舗運営に突きつけた変化

結論は、楽天市場の商品ページが「人が読む売り場」から「AIが要約して比べる台帳」へ役割を広げた、ということです。楽天グループのプレスリリースによると、エージェント型AIツール「Rakuten AI」は2026年1月に楽天市場のスマートフォンアプリへ搭載され、楽天市場のAIコンシェルジュ自体は2025年12月から提供されています。「夜の寝苦しさを解消するアイテムを1万円以内で」のような曖昧な相談に対し、複数カテゴリから候補を提案する会話型の売り場です。

2026年7月の更新で、この会話の中に比較表が入りました。ネットショップ担当者フォーラムが2026年8月5日に報じた楽天の説明によると、商品比較は最大4商品を同時に並べ、価格、サイズ、特長、配送期間などを一覧で見せます。「詳細を聞く」では、商品の特長、おすすめポイント、レビュー、使用時の注意点を、商品ページへ遷移せずに要約で返します。2026年5月1日から25日の測定で、AIコンシェルジュ利用者の購入決定までの時間は約41%短縮、平均注文金額は約17%上昇したと楽天は説明しています。

利用の伸びも大きく、楽天スーパーSALE期間中の対話数は、2026年3月のSALEと6月のSALEを比べて約10倍になりました。うるチカラでは楽天スーパーSALEにAIコンシェルジュ搭載|出店者が備える3つの実務で6月時点の準備を整理しましたが、比較表の登場で求められる情報の粒度が一段上がっています。

店舗側の変化で見落とせないのが、比較表は「商品ページに書いてあること」しか載せられない点です。サイズが「M」とだけ書かれた商品と、「M(着丈68cm・身幅52cm・肩幅44cm)」と書かれた商品が同じ比較表に並べば、AIは後者を具体的に示し、前者は空欄か曖昧な表現になります。価格は楽天のシステムが持っていますが、特長・サイズ・配送期間・利用シーンは店舗の記述次第です。ここが2026年後半の楽天SEOで、商品名のキーワード順序と同じくらい効く部分になりました。

比較軸に載るための前提:楽天の商品ページで「AIが読む場所」はどこか

AIコンシェルジュが参照する情報源を楽天は項目単位で公開していませんが、2026年8月の説明で店舗に推奨されているのは、商品情報の充実(色・素材・サイズ・ターゲット・利用シーン・顧客の声)と、動画や体験談を含む熱量の高いコンテンツの2点です。この推奨から逆算すると、整備すべき場所は楽天RMSの商品登録画面にある商品名(半角255文字以内)、キャッチコピー(半角174文字以内)、PC用商品説明文(半角10,240文字以内)、スマートフォン用商品説明文(半角2,560文字以内)、商品属性(SKUプロジェクト以降の属性項目)、そしてレビューの5か所です。

とくに商品属性は、AIにとって最も読みやすい構造化された情報です。色・サイズ・素材・対象年齢・容量といった属性項目を空欄にしたまま説明文の画像にだけ書いている店舗は、人の目には伝わってもAIの比較表には載りません。現場で繰り返し見るのは、画像で作り込んだスペック表が商品ページの中心にあり、テキストの属性欄が未入力という構成です。画像の文字はAIコンシェルジュが読み取れる保証がなく、比較軸の空欄として表れます。

レビューも比較の材料です。「詳細を聞く」はレビューの要約を返すため、レビューが少ない商品は要約そのものが薄くなります。楽天市場の規約では、レビュー投稿の見返りに特典を渡すことは認められていないため、取れる対策は「購入後のフォローメールで、使用感を書きやすい質問を1つだけ添える」「レビュー返信で、次の購入者が知りたい情報(サイズ感・使い方)を店舗側から補足する」の2つに絞られます。レビュー返信はAIが読む店舗側のテキストでもあり、ここに具体情報を書いておく価値があります。

ディスカバリーレコメンデーション(2025年11月開始)も見逃せません。楽天によると2026年6月時点で約5万店舗から20万以上のコンテンツが配信され、静止画より動画のクリック率が高い傾向が出ています。比較表で候補に残ったあと、店舗の熱量を伝えるのはこのコンテンツです。

比較表に載って選ばれるための5手順とプロンプト5本

手順は「属性の棚卸し」「比較軸ごとの記述統一」「顧客の声の構造化」「利用シーン別の説明文」「動画台本と注意点の整備」の5つです。各手順に、ChatGPT・Claude・Geminiのいずれでも使えるプロンプトを1本ずつ付けました。

手順1は、売れ筋10商品について、比較軸になりうる項目が商品ページのどこに、どの形式で書かれているかを棚卸しすることです。属性欄・テキスト・画像内文字の3区分で表を作り、画像内にしか無い項目を洗い出します。

プロンプト1:比較軸の棚卸し(商品ページの情報監査)

あなたは楽天市場の商品ページを監査するECコンサルタントです。
以下の商品について、AIコンシェルジュの商品比較に載りうる項目が
「商品属性欄」「説明文テキスト」「画像内の文字のみ」「記載なし」のどれに該当するかを判定してください。

判定する項目:
価格以外の次の10項目
1. サイズ(実寸)
2. 色・バリエーション
3. 素材・成分
4. 容量・内容量・セット数
5. 対象(年齢・性別・肌質・用途)
6. 利用シーン
7. 配送目安(発送日数)
8. 返品・交換条件
9. 原産国・製造元
10. 使用上の注意

商品情報:
- 商品名:{商品名}
- キャッチコピー:{キャッチコピー}
- 商品属性欄の入力内容:{属性欄}
- PC用商品説明文:{説明文}
- 画像内に書かれている文字(手入力で転記):{画像内文字}

出力:10項目それぞれの判定と、「画像内の文字のみ」「記載なし」の項目について、属性欄またはテキストに追記すべき文案を1行ずつ

手順2は、比較軸ごとの記述形式を店舗内で統一することです。サイズは「着丈・身幅・肩幅・袖丈をcmで」、配送目安は「ご注文から○営業日以内に発送」、容量は「内容量○g(約○回分)」のように、全商品で同じ型にします。比較表は複数店舗の商品を横に並べるため、自店内でも型がばらつくと、AIは同じ軸として扱えません。

プロンプト2:比較軸の記述テンプレート生成(店舗統一ルール)

あなたは楽天市場の商品情報を設計する担当者です。
以下のジャンルの商品について、AIが比較表に載せやすい「記述の型」を作ってください。

ジャンル:{アパレル / 食品 / 化粧品 / 家電 / 雑貨}

作る型:
1. サイズ・寸法の書き方(単位・項目の順番)
2. 容量・セット数の書き方(単位と「約○回分」などの換算)
3. 素材・成分の書き方(主素材を先頭に、配合率がある場合の表記)
4. 対象・利用シーンの書き方(誰が・いつ・どこで、を1文で)
5. 配送目安の書き方(営業日ベース、休業日の扱い)

条件:
- 各型は全商品にそのまま当てはめられる穴埋め形式にする
- 楽天市場の商品属性欄に入る項目は属性欄優先、入らない項目は説明文の冒頭に置く
- 「最高」「No.1」「絶対」「業界初」などの表現を使わない
- 薬機法に触れる効能表現(治る・改善・痩せる)を使わない

出力:型ごとに「記入例」を1つ添える

手順3は、顧客の声を構造化することです。レビューは店舗が書き換えられませんが、レビュー返信とページ内の「お客様の声」欄は店舗の文章です。実在のレビューから「サイズ感」「使い心地」「贈答での反応」など、次の購入者が知りたい論点を抜き出し、返信に補足情報を添えます。捏造や改変は景品表示法と楽天の規約に反するため、引用は実在のレビューに限ります。

プロンプト3:レビュー返信に「次の購入者が知りたい情報」を補足する

あなたは楽天市場の店舗でレビュー返信を担当しています。
以下の実在レビューに対する返信文を作成してください。
返信は「お礼」「レビュー内容への具体的な応答」「次の購入者の判断材料になる補足情報」の3段落で、合計200〜300字です。

条件:
- レビューに書かれていない事実を補足する場合は、商品情報に基づく内容だけにする
- 値引きやクーポンの案内、他商品への誘導、外部サイト・SNSへの誘導は書かない
- 「お客様」と呼び、名前は書かない
- 薬機法・景表法に触れる表現を使わない

商品情報:
{商品名・サイズ・素材・配送目安}

レビュー本文(実在):
{レビュー本文}

評価:{星の数}

手順4は、利用シーン別の説明文です。AIコンシェルジュへの相談は「夜の寝苦しさを解消したい」「母の日に3,000円台で」のように、商品名ではなく状況から始まります。説明文の冒頭に「誰が・いつ・何のために」を1〜2文で書いておくと、AIが相談内容と商品を結びつけやすくなります。

プロンプト4:利用シーン起点の商品説明文(冒頭200字)

あなたは楽天市場の商品ページを書くコピーライターです。
以下の商品について、AIコンシェルジュへの「状況から始まる相談」に結びつきやすい説明文の冒頭200字を3案作ってください。

想定される相談の例:
- {相談例1:例「夜の寝苦しさを解消したい、1万円以内」}
- {相談例2:例「母の日に3,000円台で日持ちするもの」}
- {相談例3}

条件:
- 1案ごとに「誰が・いつ・何のために」を最初の1〜2文に入れる
- 商品の具体的な仕様(サイズ・容量・素材)を1つ以上、数字つきで入れる
- 楽天市場の商品ページ内で完結し、外部サイトへの誘導を書かない
- 最大級表現と薬機法に触れる効能表現を使わない

商品情報:
{商品名・仕様・価格帯・ターゲット}

手順5は、ディスカバリーレコメンデーション向けの動画台本と、使用上の注意の整備です。動画は30〜60秒で、比較表に載らない「使っている場面」を見せる役割です。使用上の注意は「詳細を聞く」が要約する対象で、ここが空欄だとAIは注意点を答えられず、購入後の問い合わせや返品につながります。

プロンプト5:30〜60秒の商品動画台本と「使用上の注意」文の生成

あなたは楽天市場の店舗コンテンツ担当です。
以下の商品について、次の2つを作成してください。

1. ディスカバリーレコメンデーション向けの30〜60秒動画台本
   - 構成:冒頭3秒で利用シーン、10〜40秒で使っている場面と仕様、最後に店舗からの一言
   - ナレーション文とテロップ文を分けて書く
   - テロップに価格や「最安」「No.1」は入れない

2. 商品ページに載せる「使用上の注意」(5項目以内、各1文)
   - 安全・保管・お手入れ・サイズ選び・返品条件のうち該当するもの
   - 根拠のない断定を避け、商品情報にある事実だけで書く

商品情報:
{商品名・仕様・素材・利用シーン・返品条件}

プロンプトを使うときの順番にも意味があります。手順1の棚卸しを飛ばして手順4の説明文から書き始めると、属性欄が空のまま文章だけが整い、比較表の空欄は埋まりません。比較表はまず構造化された項目を読み、説明文はその補足として扱われると考えるのが安全です。楽天RMS側にも商品説明文の作成支援やR-Messeの返信下書きといったAI機能が用意されており、楽天市場の出店店舗約5万店のうち約半数が毎月なんらかのAI機能を使っていると楽天は説明しています。外部のAIで型と文案を作り、RMS内のAI機能で個別商品へ展開する二段構えが、2026年10月時点では最も手戻りが少ない進め方です。

もう1つ、SKUプロジェクト以降の商品属性は、カテゴリ(ジャンル)ごとに入力できる項目が異なります。アパレルなら「着丈」「身幅」「素材」、食品なら「内容量」「賞味期限」「アレルギー表示」、化粧品なら「内容量」「肌質」「使用部位」といった具合です。自店のジャンルでどの属性項目が用意されているかを、商品登録画面で先に確認しておくと、手順2の型づくりが属性項目の名称に合わせられ、転記の手間が1回で済みます。

5手順を通したあとの状態は、「属性欄が埋まり、記述の型が店舗内で統一され、レビュー返信に補足情報があり、説明文が状況から始まり、動画と注意点がそろっている」商品ページです。ある食品ジャンルの中規模店舗の事例では、手順1の棚卸しで売れ筋10商品のうち7商品で内容量と賞味期限が画像内にしか無いことが分かり、属性欄とテキストへの転記だけで1週間を使いました。派手な施策より、この地味な転記が比較表に載る近道です。

失敗例と回避策:画像依存・型のばらつき・規約違反

1つ目の失敗は、スペック表を画像で作り込み、テキストを空にしたまま放置することです。人が見る分には美しくても、AIの比較軸には現れません。回避策は、画像のスペック表を残したうえで、同じ内容を属性欄と説明文テキストに必ず転記するルールにすることです。

2つ目は、商品ごとに担当者が違い、サイズや配送目安の書き方がばらつくことです。「3〜5日で発送」「ご注文後3営業日」「即日」が混在すると、比較表の配送期間の列が店舗内で揃いません。回避策は手順2の型を店舗ルールとして固定し、新規登録時のチェック項目に入れることです。

3つ目は、レビューや比較で有利になろうとして規約の線を越えることです。レビュー投稿への特典提供、他店や他商品を貶める比較表現、根拠のない「最安」「No.1」、楽天R-Mailや商品ページから自社サイトやLINEへ誘導する記述は、いずれも楽天市場の規約や景品表示法に抵触します。AIコンシェルジュが参照するのは楽天市場内の情報であり、楽天市場の中で完結する情報整備だけが評価の対象です。

KPI設計と費用・工数の目安

KPIは3つに絞ります。1つ目は「属性欄の充足率」で、売れ筋商品の比較軸10項目のうち、属性欄またはテキストに記載がある割合です。現場感覚では、着手前は5割前後の店舗が多く、まず8割を目標にします。2つ目は「商品ページの転換率」で、情報整備した商品群の前後4週間を比べます。3つ目は「問い合わせ件数」で、サイズや配送目安に関する問い合わせが減れば、AIが答えられるようになった証拠です。楽天によると、楽天市場の出店店舗約5万店のうち約半数が毎月なんらかのAI機能を使っており、問い合わせ対応時間が月67時間から20時間に減った店舗の事例も報告されています。

KPIの測り方で注意したいのは、AIコンシェルジュ経由の流入を店舗側で直接は分離できない点です。楽天RMSのアクセス分析では、AIコンシェルジュからの遷移が独立した参照元として表示される仕様は2026年10月時点で確認できていません(要確認)。そのため、情報整備した商品群と未整備の商品群で、同じ期間の転換率と客単価を比べる「群間比較」が現実的な代替指標になります。売れ筋10商品を整備群、次の10商品を未整備群として4週間並走させると、季節要因を打ち消したうえで差が見えます。

費用は、本記事の5手順を社内で回す限りはAIツールの利用料だけです。ChatGPT Plus、Claude Pro、Google AI Pro はいずれも月額20米ドル前後で、楽天RMS側のAI機能(商品説明文の作成支援やR-Messeの返信下書き)は出店プラン内で使えます。工数は、売れ筋10商品の棚卸しと転記に担当者1名で1〜2週間、記述の型の決定に半日、レビュー返信の運用変更に1日が目安です。

今後の展望:AI店長の登場で「店舗の知識」が比較の材料になる

楽天は2026年8月5日のイベント Rakuten AI Optimism で、各店舗の商品知識と運営ノウハウをAIに組み込み、5万店それぞれが異なる提案と接客を行う「AI店長」を年内に試作版として導入する方針を示しました。楽天市場に「AI店長」開発中と発表、出店店舗が今から備える3つの論点で整理したとおり、AI店長が学ぶのは店舗が楽天市場内に書いた情報です。本記事の5手順で整えた属性・説明文・レビュー返信・注意点は、そのままAI店長の教材になります。

比較表の次に来るのは、AIコンシェルジュが購入履歴や好みにもとづいて個別提案を行う段階だと楽天は説明しています。このとき選ばれるのは、情報が多い店ではなく「AIが誤解なく読める情報を持つ店」です。楽天AI Optimismが8月5日開幕|出店者が見るべき3つの論点でも触れましたが、楽天のAI戦略は売り場・販促・物流・店舗運営の全領域に広がっており、商品ページの情報設計はその入口にあたります。

Amazon の Rufus や Google の AI Mode でも、構造化された商品情報が比較・推薦の材料になる流れは同じです。楽天市場向けに整えた属性と記述の型は、他モールや自社サイトへ横展開できる資産になります。

よくある質問

楽天AIコンシェルジュの商品比較に自店の商品を載せる方法はありますか

いいえ、店舗が比較表への掲載を直接申請する仕組みは2026年10月時点で公表されていません。比較表はユーザーの相談内容に応じてAIが候補を選ぶため、店舗にできるのは、比較軸になる情報を属性欄とテキストに具体的に書いておくことです。

商品属性欄と説明文、どちらを優先して整備すべきですか

商品属性欄です。属性欄は項目と値が対になった構造化データで、AIが最も読み取りやすい形だからです。属性欄に入らない利用シーンや注意点は、説明文の冒頭にテキストで置きます。画像内の文字だけに頼る構成は避けてください。

レビューが少ない商品はどうすればよいですか

レビュー返信と「お客様の声」欄に、店舗側から次の購入者の判断材料を書き足すのが現実的な対策です。レビュー投稿への特典提供は楽天市場の規約で認められていないため、購入後のフォローメールで使用感を書きやすい質問を1つ添える程度にとどめます。

ChatGPT・Claude・Geminiのどれを使えばよいですか

どれでも構いません。本記事のプロンプト5本は特定のモデルに依存しない構造で、2026年10月時点の各社の主力モデル(GPT-6系、Claude Sonnet 5.5、Gemini 3.8 Flash など)で同様に動きます。楽天RMS内のAI機能と併用し、最終確認は人間が行う前提です。

情報整備の効果はどのくらいで出ますか

属性欄とテキストの転記は反映後すぐにAIの参照対象になりますが、転換率への影響を判断するには前後4週間ずつの比較が必要です。楽天が示した「購入決定時間41%短縮・注文額17%増」はAIコンシェルジュ利用者全体の数値で、個別店舗の効果は商品ジャンルと競合状況で変わります。

外注は必要ですか

いいえ、売れ筋10商品の棚卸しと転記は店舗内で完結できます。商品数が1,000点を超え、属性欄の一括更新をCSVで行う段階になったら、CSVの整形やチェックを外部に依頼する選択肢が出てきます。

楽天R-Mailで商品比較の情報を案内してもよいですか

はい、楽天市場内の商品ページやカテゴリページへの誘導であれば問題ありません。ただし自社サイト、LINE、SNSなど楽天市場外のURLや連絡先を本文に入れることは規約で禁止されています。AIコンシェルジュが参照するのも楽天市場内の情報なので、誘導先は楽天市場内に限定します。


著者:齋藤竹紘(株式会社オルセル 編集長/5,000社以上のEC支援実績/書籍3冊)


参考文献

※うるチカラでは、生成AIの導入支援から運用最適化まで、貴社のEC事業に合わせたカスタマイズ提案を行っています。無料相談(30分)も実施中ですので、お気軽にお問い合わせください。
https://uruchikara.jp/contact/


【監修】齋藤竹紘(株式会社オルセル代表 / 19年・5,000社のEC支援実績)


投稿者: 齋藤竹紘

株式会社オルセル代表取締役 / うるチカラ編集長。19年・5,000社以上のEC支援実績を持ち、楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング・Shopify・Shopee越境ECの実装ノウハウを保有。AI×ECに関する書籍を3冊執筆。「現場で使えるAI実装」を一次情報として発信しています。

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