サジェスト機能の仕組みを解説!正しく理解してアクセスUPにつなげよう

投稿日: カテゴリー 検索エンジン

今や日々の生活になくてはならないものになっている検索エンジン。

気になったことはすぐに調べられる、便利な時代になりました。

ところで、何かを調べようとネットを開いて言葉入力すると、ひとつの言葉を入力しただけなのに、自動的にいくつか言葉が出てくるのを目にしますよね?

わたしたちの知らない間に、よりユーザーが使いやすいようどんどん進化している検索エンジン。

このように入力したキーワードと関連性が高いと思われる単語を予測し、表示してくれる機能のことを

『サジェスト機能』

と言います。便利な機能であることは何となくわかる気もしますが

結局これってどういう仕組みなの?
どうやって導き出してるの?
なんの役に立つの?
デメリットはあるの?

よく考えてみると疑問だらけの人も多いはず。

また、サイトを運営する人にとっても、実はきちんと知っておくべき機能なのです。

そこで今回はこのサジェスト機能について、詳しくお伝えしていきたいと思います。

 

1.サジェスト機能とは

繰り返しになりますが、調べたいキーワードを検索エンジンに入力した時、関連するキーワードが自動的に表示される機能のことを

『サジェスト機能』

と言います。

「サジェスト」は直訳すると「提案する」という意味です。

この機能をGoogleでは「オートコンプリート」と読んでいます。(機能は同じです)

(引用)
Google で検索を行う際に検索候補を使用すると、探している情報をより早く見つけることができます。検索候補とは、入力中のキーワードや、他のユーザーが検索しているキーワードに関連して予測される、検索キーワードとして使用できる単語やフレーズのことです。

Google検索ヘルプ

Googleが言うように、ユーザーが 探している情報をいち早く簡単に見つけるための機能 です。

 

2.サジェスト機能を決定づける5つの要因

ではこの提案される言葉「サジェストキーワード」はどのように導き出されているのでしょうか。

ここからはそのアルゴリズムについて紐解いていきます!

サジェストキーワードは、以下の5つの要因によって表示されています。

【多数要因】

要因1:検索回数

同時に検索される回数が多い言葉ほど、サジェストキーワードとして提案されやすいと言われています。例えば、何度も何度も繰り返し「ダイエット 簡単」と調べていると、サジェストに挙がりやすくなるのです。

お?ということは自分一人で何度も同じ組み合わせで検索していれば、他の人のところにもあがってくるの?と思った方。残念ながら、そうではありません。

 

要因2:検索人数

2つ目に、回数だけではなく多くの人が同じ組み合わせのキーワードで検索していることも必要となります。

要因3:サイトの数

さらに、その組み合わせの検索結果が表示されるサイトの数も重要です。

検索結果が存在しない、もしくは数が少ないとユーザーのためにはなりませんからね。

つまり

不特定多数の人が、頻繁に何度も調べるキーワードであり、検索結果サイトが多数存在する言葉

であるほど、サジェストキーワードとして表示されやすくなるのです。

では、これだけで決まるのかと言うと、そうでもありません。

【パーソナル要因】

実はこのサジェストワードは、万人に共通して同じワードが提示されるのではなく、個人個人に合わせた結果を導いています。

その要因となるのが残りの2つです。

 

要因4:直前の検索履歴

例えばあなたが、初めて「恵比寿」と検索エンジンに入力するとします。

すると先の①・②・③の情報からもっとも頻繁に検索される言葉が出てきます。

この場合のサジェストキーワードは
「恵比寿 ランチ」
「恵比寿 ランチ おすすめ」
「恵比寿 カフェ」……でした。

 

ここで、「恵比寿 フレンチ」と入力し一度検索したとしましょう。

 

その後再び「恵比寿」と入力してみると……

 

先ほどは「ランチ」だったところが「フレンチ」に変わりました。

これは、前回検索したワードをもう一度ユーザーが調べる傾向があるとグーグルが判断しているからです。

 

要因5:ユーザーの地理的位置情報

さらに、あなたが今いる位置情報も、大きく反映されます。

「天気」と入力してみるとわかりやすいでしょう。

 

今、筆者は東京にいます。

サジェストワードの一番目には、サジェストどころか31度・晴れとこの日の東京の天気予報が出てきました!

わたしが東京にいることを理解し、提案してくれたというわけです。

日々進化を続けるグーグル…。素晴らしいですね。(RYTE WIKI

 

3.サジェスト機能の問題点「サジェスト汚染」とは

こうしてみると、非常に便利で賢い機能のように思いますよね。

では、いいことばかりなのでしょうか。

いえ、実は気をつけなければならないこともあります。

サジェストキーワードに表示される言葉は格段にクリック率が増加します。

そのため、その検索結果で上位表示されるサイトはかなりの流入が見込めます。

ただし、ネガティブなキーワードがサジェストキーワードとして表示されてしまった場合はどうでしょう。

例えば、あなたが何も知らずに、ある企業を調べようと検索エンジンを開き会社の名前を入力するとします。

もしそのとき、サジェストキーワードとして「ブラック」「悪評」「訴訟」などの言葉が表示されてしまうと……、事実かどうかもわからないのに、でも確実にマイナスイメージを抱いてしまいますよね。

 

企業に限らず、個人・作品・商品などにも同じことが言え、これがプライバシー侵害や著作権侵害にもなりえるのではと言われています。

サジェストキーワードは多くの人に見られてしまうがゆえに、良いキーワードであればイメージアップに、良くないキーワードであれば、真偽に関わらずイメージダウンになるどころか、人を傷つけてしまったり、権利を侵してしまったりする可能性すらあるのです。

このようなサジェスト機能により、悪影響を受けることを「サジェスト汚染」と言います。

ドイツでの事例になりますが、2013年にドイツ連邦司法裁判所の判決で、人々のプライバシー権がオートコンプリート機能によって侵害された場合に、検索エンジンに介入するようにとの判決を出しています(RYTE WIKI

もしあなたの会社やサイト、あなた自身の名前でそのようなことが起きた場合は、速やかに、検索エンジンに削除依頼を出しましょう。

残念ながら確実削除してもらえるとは言えませんが、削除してもらえる可能性もあります。

Google:法律に基づく削除に関する他の問題を報告する
Yahoo!:Yahoo!検索 – 検索結果に関する情報提供フォーム

 

4. サジェスト機能をサイト運営に活用しよう

検索に大きく関わるこの機能。

きちんと理解し活用すれば、サイトへの流入増加に繋げることも可能です。

サジェストキーワードというのは、多くの人が頻繁に検索するワードでしたね。

つまり、確実にユーザーのニーズが高いキーワードの組み合わせということです。

サジェストキーワードを含んだコンテンツを用意し、高順位が獲得できればアクセス数は格段に上がります。

したがって、狙ったキーワードのサジェストキーワードを知り、コンテンツに組み込むことはとても重要なことです。

また、ロングテールキーワードもおさえておきたいポイントです。

サジェストキーワードはいわば、多くのにニーズがあるビッグワード。

このようなビッグワードは、それ単体からのアクセスよりも、ロングテールキーワードの積み重ねによるアクセス数が上回ることが多いのです。

詳しくは
ロングテールキーワードでSEO対策を行うべき7つの理由
で紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。

サジェスト機能が進化すればするほど、このようなロングテールキーワードをしっかりと押さえておくことがアクセスUPにはとても重要になります。

ロングテールキーワードをおさえておけば、その他のSEO対策にも有効ですしね!

 

5.まとめ

いかがでしたでしょうか。

サジェスト機能にはいい面も悪い面もあり、サイトを運営する側としてきちんと理解しておきたい機能です。

正しく理解し、SEO対策や流入増加に活用しましょう。

そしてサジェスト汚染に加担しないよう気をつけたいものですね。


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