オーガニック検索とは?| 検索広告との違いについても徹底解説

投稿日: カテゴリー SEO

オーガニック検索という言葉は、WEBマーケティング、例えばSEOやリスティング広告に取り組んだり、Googleアナリティクスを使ったりする際に耳にする言葉です。

知ってしまえばなんということはないオーガニック検索という言葉ですが、意外と知らない方も多いです。

今回はオーガニック検索とは何かについて、広告検索との違いに触れながらわかりやすく解説していきます。

それでは始めます!

1. オーガニック検索とは

オーガニック検索は、

GoogleやYahoo!JAPAN等の検索エンジンに検索ワードを入力すると、検索広告の下に表示されるWEBページリストから検索すること

を言います。

オーガニック検索のことを「自然検索」ということもあります。

下の図をみてください。

この図はGoogleで

「引っ越し 見積もり」

と検索ワードを入力した際の検索結果です。

よく見ると、上の4つのリストには広告のマークがついていますが、5つ目の検索結果からは広告のマークがついていません。

この5つ目からの広告マークがない検索結果のことを「オーガニック検索」といいます。

一方、上から4つはGoogle広告という広告枠で、これを「検索広告」といいます。

 

これはGoogleの検索結果ですが、Yahoo!JAPANやBingなども同じページの構成になっています。

下記はYahoo!JAPANの検索結果です。上から4つが広告検索でその下からがオーガニック検索となっています。

 

キーワードの中には、検索広告がないものもあります。

この場合は「広告」のマークがついたリストがなく、1番目からオーガニック検索が始まります。

要するに

オーガニック検索は広告マークがついていない検索結果

です。

簡単ですね。

 

ちなみに、検索エンジン別の広告マークです。

色が違うだけで、ほぼ一緒です。

2. オーガニック検索の重要性

オーガニック検索はいくつか理由で、

最も価値の高いトラフィック(アクセス)源

だと認められています。

その理由について見ていきましょう。

2-1. 品質の保証

検索エンジンは、オーガニック検索にユーザーを最も誘導し、検索エンジンはユーザーのニーズを満たす高品質のWEBページを表示します。

検索結果は基本的に

ページの品質の良い順

です。

その他の要素も色々とありますが、ページの品質が最も重要なファクターとなります。

このことを検索ユーザーも理解しています。

2-2. Googleのオーガニック検索結果の信頼性

検索エンジン、特にGoogle(Yahooの検索エンジンもGoogleの検索エンジンを使っています)が検索結果に表示するリストは、一般的に大変信頼ができるものとして認識されています。

Googleで検索することを

「Google先生に聞こう!」

とよく言ったりしますよね。

2-3. 利益

オーガニック検索で上位表示されるには難しく時間がかかりますが、一度上位表示されてしまえば長い時間そこからトラフィックを集めることができ、その恩恵を受けることができます。

下記はうるチカラ塾の受講生のトラフィックのグラフです。

時間が経つごとにどんどん増えていっていることがわかると思います。

 

2-4. クリック率

下記はオーガニック検索の検索順位別のクリック率のグラフです。

x軸が検索順位でy軸がクリック率です。

オーガニック検索で1位になることで、検索全体のおよそ20%のクリック率を獲得することができます。

参照:How many keywords can you rank for with one page? (Ahrefs’ study of 3M searches)

検索広告やSNSのように今ではたくさんのトラフィック源がありますが、それでもやはりオーガニック検索は変わらず

「最高の無料広告」

なのです。

 

3. オーガニック検索と検索広告との違い

次に、オーガニック検索と検索広告とでどのような違いがあるのかについて、簡単に確認していきたいと思います。

3-1. 表示の見え方

表示の違いは、最初見たように

「広告マーク」

の有無です。

今ではだいぶ広告マークが小さくなりましたが、それでもやはり広告マークによって検索広告を警戒するユーザーがいるのも事実です。

3-2. クリック率

オーガニック検索と検索広告とのクリック率の違いについて調査したデータが下記の円グラフです。

リスティング広告のクリック率の図

引用元:Part 1: Organic vs PPC in 2018: The CTR Results

これによると、クリック率は

オーガニック検索 64%

検索広告     6%

だそうです。

やはり検索広告は、オーガニック広告に比べて警戒されたり避けられたりしていることがわかります。

3-3. 表示期間 

検索広告は、広告出稿者が広告費用を検索エンジンに支払っている間は表示されますが、それが終わると表示は消えます。

一方、オーガニック検索の場合にはそのようなことはなく、検索エンジンに他のWEBページと比べて高品質ページであると認識されている間はずっと表示されます。

3-4. 表示されるまでの期間

検索広告の場合には、出稿者が出稿した段階ですぐに表示されます。

一方、オーガニック検索の場合には効果が見え始めるまでに3ヶ月から半年、キーワードによっては1年以上かかる場合もあります。

詳しくは下記の記事をご覧ください。

SEOの効果が出始めるのはいつからか?| 6枚の図で徹底解説

4. オーガニック検索を調べる方法

WEBサイトのオーガニック検索の状況を調べるのによく使われるのがGoogleアナリティクスです。

アナリティクスはGoogleの無料ツールで、WEBサイトの運営者には必須ツールです。

オーガニック検索を調べるには、

 

レフトナビの

集客→概要

から

 

期間を選択して

オーガニック検索の様々な情報を確認することができます。

 

 

 

5. オーガニック検索で上位表示するためには

オーガニック検索で適切なキーワードで上位表示をさせる技術を

SEO

と言います。

SEOのためには、

  • コンテンツ要素
  • タイトルの最適化
  • コンテンツの質の強化
  • 内部施策
  • キーワード調査
  • 検索ロボット対策

などいくつかのことを行わなければなりません。

本サイト「うるチカラ」にはSEOに関するたくさんの記事があります。

ぜひご覧いただければと思います。

【2018年最新版】SEOの見積もり完全ガイド|SEO業者で失敗しないための予備知識

 

ブログの書き方 | PVを増やすために徹底すべき10のルール

コンテンツ SEOで成功するために行うべき5つのステップ

6. まとめ

いかがでしたでしょうか。

オーガニック検索は何かについて、聞いてしまえば簡単ですね。

さらに深くオーガニック検索について知りたい方は、下記の記事も参考にご確認ください。

Googleの検索結果で表示されるパターンを徹底解説

 

是非うるチカラの記事も色々読んでみてください。

きっとためになります!!

最後までお読みいただきまして誠にありがとうございました。


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